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固体高分子形燃料電池利用高度化技術開発事業

事業・プロジェクト概要

事業期間:2015年度~2019年度、2019年度予算:約21億円

本事業では、固体高分子形燃料電池(PEFC)の社会への本格実装に向けて、高効率・高耐久・低コストの燃料電池システムの実現に資する基盤技術開発、大量生産可能な生産プロセス化に資する実用化技術開発等を総合的に推進し、PEFCの大量普及に必要な要素技術を確立します。

  1. 普及拡大化基盤技術開発
     PEFCの本格普及に要求される高効率・高耐久・低コスト化を同時に実現する「電極触媒」、「電解質膜」、「膜電極接合体(MEA)」、「MEA構成材料」に関する設計技術確立のための反応現象や物質移動現象の評価・解析・制御技術開発および「材料コンセプト創出」を行います。また、これらの技術開発を支援するセル解析評価等の標準プロトコル等の共通基盤技術の開発、我が国の国際市場での技術優位性確立に資する国際標準化等を推進します。
  2. プロセス実用化技術開発
     PEFCの大量普及に向け、電極触媒、電解質、セパレータ等のMEA、燃料電池セル構成材料やMEAの大量生産を可能とする量産プロセスおよび品質管理等を確立するための実用化技術開発を行います。

関連成果(プロジェクト実施者の対外発表記事)

日付 実施者 タイトル
2016年11月17日 株式会社SCREENホールディングス 製造時間を短縮し生産コスト低減に貢献する燃料電池製造装置を開発
―直接塗工法による量産製造技術を確立―

基本情報

技術・事業分野 燃料電池・水素
プロジェクトコード P15001
担当部署 次世代電池・水素部 (TEL:044-520-5261)

詳細資料

最終更新日:2020年6月30日

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