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高温超電導実用化促進技術開発

基本情報

技術分野 プロジェクトコード P16006
担当部署
  • 省エネルギー部(TEL:044-520-5180)

事業・プロジェクト概要

事業年度:平成28年度~平成32年度、平成29年度予算:14億円
PL:岡田 道哉(産業技術総合研究所 TIA推進センター 上席イノベーションコーディネータ)

今後、発電に占める再生可能エネルギーの割合を増加させるとともに、分散する発電所から集中化する都市へのエネルギーロスの無い送電技術や、電圧の降下なしに鉄道輸送力を高める送電技術の確立は重要な課題です。これらの課題解決のために、大電流・高磁場を発生可能で、損失なく電気を送れる超電導技術が期待されています。一方で、平成24年末、超電導状態にするための冷媒であるヘリウムが世界的に供給不足となる「ヘリウムショック」により、関連機器が停止する事態が発生しました。そのため液体ヘリウムを必要としない超電導応用技術開発を行うことが急務となっています。

本プロジェクトでは、既存プロジェクトを包含・進展し、事業化に近い段階の4テーマから基盤技術開発、実証技術開発を総合して実施します。

電力分野では、分散化する発電所から集中化傾向にある需要地にエネルギーロスを最小限に抑えて送電を行う送電技術の確立が必要であり、超電導ケーブルシステム実用に不可欠な安全性能の確保、事故・故障発生時の復旧方法の策定を行います。また、運輸分野では、超電導直流技術送電の実証を行い、設計・建設方法および運用・保守・障害復旧等の基準案策定を行います。産業分野では、ヘリウムレスで省エネルギー並びに競争力強化のため、磁気共鳴画像装置(MRI)分野への適用を狙いとした高温超電導高安定磁場マグネットシステムの技術開発を実施します。さらに超電導応用商品実現のための基盤技術開発として、超電導マグネット用途の要求を満たす磁場特性の向上ならびにコスト低減を目指す高温超電導線材の技術開発を実施、各実施内容を促進、早期実用化を目指します。

  • 高温超電導ケーブルシステムの図
    高温超電導ケーブルシステム
  • 鉄道き電線への適用の図
    鉄道き電線への適用
  • 磁気共鳴画像装置(MRI)の図
    磁気共鳴画像装置(MRI)
  • 高温超電導線線材の実用化開発の写真
    高温超電導線線材の実用化開発

詳細資料

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最終更新日:平成29年6月1日