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「水素閣僚会議」を開催へ
―グローバルな水素の利活用に向けた政策プラットフォーム―

2018年5月8日
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)
理事長 石塚博昭

NEDOと経済産業省は10月23日、「水素閣僚会議」を開催します。同会議では、世界の主要な水素関係国の閣僚、民間企業などの参加を得て、各国の革新的な取り組みや最新の知見、国際連携の可能性を確認するとともに、グローバルな水素利活用に向けた政策の方向性について議論を深め、認識を共有します。

1.概要

温暖化対策の国際枠組みであるパリ協定の発効を受け、脱炭素化への取り組みが世界中で進む中、いわゆる2℃目標の達成に向けては、世界各国がイノベーションを通じて旧来のエネルギーシステムを変革し、成長と両立したエネルギー転換を図っていくことが不可欠です。

水素は、化石燃料と二酸化炭素回収・貯留、あるいは再生可能エネルギーなどのリソースを結びつけ、脱炭素化を実現するキーテクノロジーであり、世界各国で水素利用に向けたさまざまな取り組みが進められています。日本では、昨年12月に世界で初めての「水素基本戦略」を策定し、再生可能エネルギーと並ぶ新たなエネルギーの選択肢として、水素を本格的に利用する水素社会を実現するため、本戦略に基づき供給・利用両面の取り組みを一体的に進めています。

今後、各国で大きな注目を集める水素の利活用をグローバルな規模で推進していくためには、関係各国が歩調を合わせ一層連携していくことが重要です。このため、経済産業省およびNEDOの主催の下、水素閣僚会議を開催し、各国の革新的な取り組みや最新の知見、国際連携の可能性を確認するとともに、グローバルな水素利活用に向けた政策の方向性を議論し、認識を共有します。

一般参加登録は後日開始予定です。

2.日時・場所

  • 日時 : 2018年10月23日(火)
  • 場所 : 東京都内を予定
  • 開催形式 : 講演、プレゼンテーションおよびパネルディスカッション
  • 出席予定者 : 各国政府、国際機関、水素関連企業
  • 主催 : 経済産業省、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

3.問い合わせ先

(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)

NEDO 次世代電池・水素部 担当:大平、齋藤 TEL:044-520-5261

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)

NEDO 広報部 担当:藤本、髙津佐、坂本 TEL:044-520-5151 E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp

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