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Press Release

「宇宙ビジネス投資マッチング・プラットフォーム(S-Matching)」を創設

―宇宙ビジネス分野の起業家と投資家とのマッチングを支援―
2018年5月31日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 石塚博昭

NEDOは、内閣府、経済産業省とともに、宇宙分野の新たなビジネス・アイデアを有する個人・ベンチャー企業と投資家・事業会社とのマッチングを円滑化する「宇宙ビジネス投資マッチング・プラットフォーム(S-Matching)」を創設しました。

本日、S-Matching専用のWEBサイトを立ち上げ、個人・ベンチャー企業からのビジネス・アイデア募集および投資家・事業会社のS-Matchingへの入会申請の受け付けを開始しました。6月上旬からWEBサイト上での実際のマッチングが可能となります。

本ウェブサイトを通じて、新たなビジネス・アイデアと投資家・事業会社とのマッチングの機会を提供することで、宇宙産業競争力の底上げに貢献します。

  • 「S-Matching」のコンセプト図
    図 「S-Matching」のコンセプト

1.概要

政府は、宇宙基本計画(2016年4月閣議決定)の工程表に基づき、日本における宇宙産業の活性化に取り組んでいます。こうした中、2018年3月、今後5年間で官民合わせて約1000億円のリスクマネーの供給を可能にすることなどを盛り込んだ「宇宙ベンチャー育成のための新たな支援パッケージ※1」を発表しました。

今般、本支援パッケージの一環として、NEDOは、内閣府、経済産業省とともに、宇宙分野のマッチングを円滑化する「宇宙ビジネス投資マッチング・プラットフォーム(S-Matching)」を創設しました。本プラットフォームは、日本における宇宙関連ベンチャー企業などの創出・育成を図ることを目的に、宇宙分野の新たなビジネス・アイデアなどを有する個人・ベンチャー企業など(宇宙ビジネス起業家)と、宇宙分野に投融資意欲がある投資家・事業会社(宇宙ビジネス投資家)とのマッチングを円滑化するための場として創設されたものです。

「S-Matching」専用のWEBサイトを本日より立ち上げ、宇宙ビジネス起業家からのビジネス・アイデアの募集および宇宙ビジネス投資家のS-Matchingへの入会申請の受け付けを開始しました。WEBサイト上での実際のマッチングは6月上旬から可能となります。専用サイトを通じて、宇宙ビジネス起業家は、通年で宇宙ビジネス投資家に対し自らのビジネス・アイデアなどを直接アピールすることが可能となり、また、宇宙ビジネス投資家はコンセプトレベルから開発段階まで、多様な技術フェーズにあるアイデアを素早くキャッチアップすることが可能となります。

S-Matchingは、S-NET※2やS-Booster※3などとも連携し、より多くのビジネス・アイデアと投資家とのマッチング支援を図っていきます。また、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)とも連携し、ビジネス・アイデアに対する技術的なアドバイスなどを行うとともに、J-SPARC※4を通じたJAXAとのパートナーシップ型の共同技術開発・実証などの取組みを支援します。

今後、本活動を通じて、これまで埋もれていた技術シーズと投資家などとのマッチングの機会を提供することで、宇宙ビジネスの創出に注力するとともに、宇宙産業競争力の底上げに貢献します。

2.S-Matchingのポイント

【1】幅広いビジネス・アイデアの投稿が可能

専用サイトへビジネス・アイデアを投稿する宇宙ビジネス起業家は、ベンチャー企業に限らず、個人、チームでの応募も可能です。また、宇宙ビジネス起業家が投稿するビジネス・アイデアについては、今後10年以内の事業化を想定しているフェーズのアイデアから、既に事業化しているフェーズのアイデアまでと、開発フェーズによらない投稿が可能です。

【2】宇宙ビジネス投資家/起業家間で直接アプローチが可能

宇宙ビジネス投資家は、専用サイト上で投稿された多様なビジネス・アイデアに関して、そのアイデア内容を閲覧することが可能です。また、専用サイトを通じて、宇宙ビジネス投資家と宇宙ビジネス起業家が直接コンタクトを行うこともでき、効率的かつスピーディーなマッチングが可能となります。

なお、宇宙ビジネス起業家もしくは宇宙ビジネス投資家は専用サイト上での登録申請が必要です。また、投稿されたビジネス・アイデアは投資家のみ閲覧が可能です。

【注釈】

※1 宇宙ベンチャー育成のための新たな支援パッケージ
日本政策投資銀行(DBJ)、産業革新機構(INCJ)をはじめとし、官民合わせて、宇宙ビジネス向けに、今後5年間に約1000億円のリスクマネー供給を可能とするとともに、JAXA・民間企業の専門人材を集約したプラットフォームを創設し、宇宙ベンチャーとJAXA・民間企業との人材の流動性を高めることなどを通じて、人材・技術面・ビジネス環境整備など、政府一丸となって、宇宙ベンチャーの育成を支援するための施策をパッケージ化したもの。
※2 S-NET
S-NET(スペース・ニューエコノミー創造ネットワーク)は、内閣府宇宙開発戦略推進事務局が2016年3月22日に立ち上げた、「宇宙」をキーワードに新産業・サービス創出に関心をもつ企業・個人・団体などが参加するネットワーキング組織。
※3 S-Booster
ベンチャー企業のみならず、学生や個人、異業者からアイデアを幅広く募集し、メンターによるブラッシュアップを通じて、投資家などからの資金調達の実現に向けて、事業化に向けた支援を行う宇宙ビジネスアイデアコンテスト。
※4 J-SPARC(JAXA Space innovation through PARtnership and Co-creation)
J-SPARC は、JAXA Space innovation through PARtnership and Co-creationの略称で、民間事業者などとJAXAがそれぞれの強み・リソースを持ち寄り、事業化を出口とした、技術開発・技術実証などを伴うパートナーシップ型の協業プログラム。

3.問い合わせ先

(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)

NEDO イノベーション推進部 担当:柿沼、大﨑、松本 TEL:044-520-5175

(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)

NEDO 広報部 担当:髙津佐、坂本、藤本 TEL:044-520-5151 E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp