第3回カーボンリサイクル産学官国際会議2021を開催しました
2021年10月6日
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)
NEDOと経済産業省は、10月4日(月)に第3回カーボンリサイクル産学官国際会議2021を開催しました。
CO2を資源として活用するカーボンリサイクルについて、各国の産学官によるパネルディスカッションを通じて、先進的な技術事例や具体的な取組を共有し、今後の方向性を発信しました。また、国際連携を強化しつつ、オープンイノベーションを加速することを確認しました。
1. 概要
- 日時:2021年10月4日(月)15時30分~18時30分
- 場所:オンライン開催
- 主催:経済産業省及び国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
- 登録者数:約2,800名
- 参加国等:32カ国・地域
<主な出席者>
- 保坂 伸 経済産業省資源エネルギー庁 長官
- 石塚 博昭 NEDO 理事長
- ファティ・ビロル 国際エネルギー機関 事務局長
- アブドルアジーズ・ビン・サルマン・アール・サウード サウジアラビア王国 エネルギー大臣
- アリフィン・タスリフ インドネシア共和国エネルギー・鉱物資源大臣
- ラーシュ・アンドレアス・ルンデ ノルウェー王国 石油・エネルギー省 副大臣
- ジェニファー・ウィルコックス 米国エネルギー省化石エネルギー・炭素管理局 筆頭次官補代理
- アラン・フィンケル オーストラリア連邦 政府低排出技術特別顧問
- 湯﨑 英彦 広島県知事
- 西村 英俊 東アジア・アセアン経済研究センタ-事務総長
- 小林 喜光 一般社団法人カーボンリサイクルファンド 会長
- 山地 憲治 公益財団法人地球環境産業技術研究機構 理事長・研究所長 等
2. 成果
- 経済産業省と米国や豪州とのカーボンリサイクル協力覚書に基づき、日米豪3カ国から国立研究所のカーボンリサイクル技術の第一人者が今回初めて集い、先進的な技術開発の取組を紹介するとともに、国際的なオープンイノベーションを加速することに合意しました。また、カーボンリサイクル分野(コンクリート・セメント、燃料・化学品、研究開発・投資)における産学官の第一人者が国内外から参加し、パネルディスカッションを通じて、カーボンリサイクルの社会実装に向けた今後の方向性を発信しました。
- カーボンリサイクルの社会実装に向けた日本の直近1年間の取組として、「グリーン成長戦略カーボンリサイクル実行計画」の策定や「カーボンリサイクル技術ロードマップ」改訂などの進捗を「プログレスレポート」として取りまとめ、発信しました。国際連携を強化し、社会実装に向けた技術開発・実証の取組を加速していきます。
関連資料
3. 問い合わせ先
(本ニュースリリースの内容についての問い合わせ先)
NEDO 環境部 担当:吉崎、片野、村上 TEL:044-520-5293
(その他NEDO事業についての一般的な問い合わせ先)
NEDO 広報部 担当:鈴木(美)、坂本、橋本、根本 TEL:044-520-5151 E-mail:nedo_press@ml.nedo.go.jp
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