2012年12月27日
来年1月の実証運転開始に向けて

現在、銚子沖の洋上風力発電は年明けからの実証運転開始に向けて、風車や電気機器等の確認試験を進めています。
そしていよいよ来年には、銚子沖で風を受けて回る洋上風車の姿を見られるようになります。
来年もこの特設サイトでプロジェクトの状況を更新していきますので、引き続きよろしくお願いします。
(2012年9月~12月)
現在、銚子沖の洋上風力発電は年明けからの実証運転開始に向けて、風車や電気機器等の確認試験を進めています。
そしていよいよ来年には、銚子沖で風を受けて回る洋上風車の姿を見られるようになります。
来年もこの特設サイトでプロジェクトの状況を更新していきますので、引き続きよろしくお願いします。
タワー・ナセル・ブレードの組み上げが終了し、国内初の沖合にける洋上風力発電の設置が完了しました。
今回設置した巨大風車は2,400KWで国内沖合洋上風力として最大級の規模となります。
本日行った報道機関向けの見学会では、早朝から天候に恵まれ、間近で各設備を見ていただきました。
今後は検査・試運転を実施し、2013年の1月に発電を開始する予定です。得られた成果は今後設置される洋上風力発電に生かしていきます。
タワー、ナセル、ブレードなどの部品を横浜で積んだSEP船が銚子沖に到着し、 既に設置済みの風車基礎および支持構造物の上に風車を組み立てる作業が始まりました。
現在は風車のタワー部分が2節目まで設置が完了しています。
今後、ナセル・ブレードの設置をしていきますが、ブレードは特に風の影響を受けやすいため、気象条件が合う日を狙って工事を進めていきます。
国内初の沖合洋上風力での発電に向けて着々と準備が進んでいます。
三菱重工業の工場(横浜市)で製作を進めていたナセル、ブレード、ハブ、タワーなどの風車のパーツが完成し、船への積み込みを開始しました。
銚子沖での設置工事は2台のSEP船で行います。今回は直接SEP船にパーツを積み込み、現場海域まで運びます。
洋上風車のパーツはどれも非常に大きいため、SEP船への積み込みにも高い技術が必要です。
洋上の風車で発電した電気は、海底ケーブルを使って陸地に送電されます。今回はその海底ケーブル敷設工事のご紹介です。
敷設するケーブルには、22kVの電線や光ケーブルなどが納められており、送電とともに風車の制御、データ転送なども行えます。
海底ケーブルは専用の船を使って敷設していきます。写真のドラム部分にケーブルが巻かれており、船が移動しながら作業を進めていきます。
今回の工事では、はじめにダイバーが海中に潜り、ケーブルを基礎部分(ケーソン)の支持具に据え付ける作業をして、 次にケーソンから海岸に向けて敷設を行い、無事工事を完了しました。
このあと9月中に建設予定の風車本体とつなぎます。