Interview

様々なバックグラウンドを持つ
職員の多様性と視点の多様性が
ここで働く大きな魅力。

NEDO内外のリスクを対処するリスク管理統括部で
幅広い業務を経験しながら成長を続ける永島佳多乃。
「誠実でいること」を信条に日々の仕事と向き合う。

永島 佳多乃

NAGASHIMA Katano

リスク管理統括部
2020年入構
法学部

2020年 リスク管理統括部総括グループに配属

幼少期に開発による生態系の変化を目の当たりにし、環境問題に興味を持ったことからNEDOに入構。ランチの定番は事務所の近くにある寿司店。

入構の決め手は先輩職員たちの温かい人柄

元々、環境問題の解決に貢献したいという思いがあり、NEDOの業務内容に強い関心を持ちました。NEDOを初めて知ったのは、大学3年の3月に学内で開かれた説明会でした。そこで先輩職員の温かい人柄に触れ、一緒に働いてみたいと思うようになりました。入構前は「公的機関なので堅くて暗いところがあるのでは」というイメージがありましたが、先輩たちは本当に明るく働いていて、大変ギャップがありました。
大学時代は法学部で行政法を学んでいました。法律に多く触れてきたので、仕事で法律を参照することにあまり抵抗を感じずに済んでいます。一方で、大学で学んだ知識では対応できないことも多く、学生時代の知識を直接活かせる機会は想像していたよりも少ないです。ただ、私はそれをマイナスには捉えておらず、学部を問わず同じスタートラインに立ってキャリアを積み上げていくということだと前向きに考えています。学生時代の専攻よりも、入構してからの勉強の方が大事だと感じています。

専門用語が飛び交う職場で
親身に指導してくれた

私はNEDO内外のリスクを対処する、リスク管理統括部の総括グループに所属しています。リスク管理統括部は委託事業や助成事業の制度づくり、コンプライアンス関係の業務などを行います。私が主に担当するのは、他部署との橋渡し作業や庶務的な業務です。NEDO内の委員会の事務局業務も任されています。
立場上、構内システムの操作方法などを質問されることも多く「ありがとう」と感謝の言葉を掛けられた時はやりがいを感じます。また、急に依頼された書類を期限内に提出できた時など、小さな達成感を感じるシーンも日常的にあります。
入構当初は、メールや文書で自分の意図を分かりやすく伝えることに難しさを感じましたが、先輩の書き方を参考にしながらだんだんと慣れていきました。また、使われている用語も専門性が高いのですが、1年以上経ち分からない単語はほとんどなくなりました。
新人時代は先輩から学ぶことが多かったです。すぐ上の先輩は10年目の方ですが、手取り足取り教えていただきました。何でも聞きやすい雰囲気で働きやすいです。
NEDOには民間企業や中央省庁から出向している方が多く働いています。NEDOの職員とはまた違った視点を持っていて、非常に勉強になります。
職員の多様性と、そこから生まれる視点の多様性はNEDOで働く大きな魅力です。普通の会社であれば一つの色に染まりがちなところもあるかもしれませんが、仕事を通じて様々な視点に触れられるので興味深いです。また、国内にとどまらず、世界規模のプロジェクトにも携わる機関なので、新聞などでNEDOの名前を見つけた時は、そこで働く一人として少し誇らしさを感じます。

将来は契約業務に長けた
プロフェッショナルへ

以前、同期と半年かけて構内報の編集を担当しました。全体のページ構成、取材・ライティングはもちろん、記事のレイアウトから色の配色まで一から手探りで進めていきました。初めての経験で大変でしたが、楽しかったです。
印象に残っている記事の一つは、30代後半の同期入社した職員の方々のインタビュー記事でした。「固定電話がどの机にもあった」「FAXを頻繁に使っていた」「パソコンがノートパソコンではなかった」など、先輩方が入構した当時と現在では設備が全く違っていたことが新鮮でした。他にも、NEDOの制度で海外に留学された方など、普段なかなか聞けない話を伺うことができ興味深かったです。NEDO全体に届ける構内報を若手だけに任された経験は今でも印象に残っています。
数年後に最初の部署異動を経験する予定ですが、次はプロジェクト推進部門でプロジェクトを間近に感じながら働いてみたいです。最先端の技術に触れることができ、管理部門とはまた違ったやりがいがありそうだと感じています。
将来は、管理部門・プロジェクト推進部門それぞれで複数の部署を経験し、契約関連の業務に長けたプロフェッショナルになりたいです。裏方の立場になるかもしれませんが、NEDO全体を支えることで、学生時代から興味のある環境問題の解決に少しでも貢献したいという思いがあります。

ミライのトビラ

災害など緊急事態への対応

「災害対策規定」「防災マニュアル」「業務継続計画」を策定し、災害時対応の基本方針や業務継続のための準備・体制を定めています。また、消防訓練やAED講習などを行うとともに、全職員対象に防災に関するe-ラーニングを実施し、防災への意識付けを行っています。各フロアには、避難路確保のための「緊急破壊具」ボックス、AED、「NEDO防災FILE(各種マニュアル類)」を常置しています。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に際しても、災害対策本部を設置し、感染拡大防止と職員の安全確保に努めつつ業務を継続してきました。