事業・プロジェクト紹介:ジャパン・スペインイノベーションプログラム概要

2008年12月スペイン政府・技術開発イノベーションセンター(CDTI)と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との間に締結された技術開発協力協定に基づくジャパン・スペインイノベーションプログラムが開始されました。
ジャパン・スペインイノベーションプログラム(JSIP)とは
ジャパン・スペインイノベーションプログラム (JSIP)は、日本の企業・大学・研究機関とスペインの企業が合意して行う、実用化を目指した製品、プロセス、又はサービス等の国際共同技術開発プロジェクトの共同提案に対して、日本側はNEDO、スペイン側はCDTIが、それぞれの採択基準に従ってプロジェクトを評価・審査し、当該プロジェクトが採択された場合は、両国間の共同技術開発案件として認定・推進するものです。
JSIPの仕組みについて
JSIPにおける国際共同技術開発の適格基準を満たす認証(ラベル)が与えられた案件については、スペイン企業はCDTIから財政支援を受けることができます(別途、CDTI助成プログラムに申請が必要)。一方、日本企業にはラベルのみ付与されます(コファンド事業による共同公募などの場合を除く)。
日本、スペインそれぞれの共同申請者には、両申請者が署名した同一の英文申請書(下記添付の所定フォームを使用)を日本側とスペイン企業間で取り交わした(または取り交わす予定の)共同技術開発契約書(またはこれに準ずるもの)の写し、両国申請者の会社概要を添付して、NEDO(イノベーション戦略センター国際戦略ユニット)及びCDTIにそれぞれ提出していただきます。
申請された案件は日本側ではNEDO により下記2項目について評価・審査されます。
- (1)スペイン側は企業、日本側は企業・大学・公的研究機関の内少なくとも1法人がそれぞれ参加していること。
- (2)日本・スペイン間で国際共同技術開発という形態をとることに期待されるメリットが認められること。
ラベルは通年で申請することができます。必要に応じ、応募内容、要件等についてNEDOの担当者と良くご相談ください。申請書の評価・審査は通常1カ月程度を予定しています。申請の内容について追加資料提出をお願いすることやヒアリングをさせていただくことがあります。ラベルの有効期限はプロジェクト完了時までですが、プロジェクト遂行期間中に両国申請者間の共同開発関係が解消した場合はその時点でラベルも失効します。
スペイン政府・技術開発イノベーションセンター(CDTI)
お問い合わせ先
- NEDO イノベーション戦略センター 国際戦略ユニット
- E-mail:tsc-global-unit@ml.nedo.go.jp
- TEL:044-520-5200
最終更新日:2024年12月26日