
エネルギー・地球環境問題の解決と
産業技術力の強化を目指し
スピーディーに成果を社会へ
NEDOとは
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、エネルギー・地球環境問題の解決や日本の産業技術力の強化のため、委託事業や補助金などにより技術開発を支援する政府の機関です。
委託費や補助金などの執行額は2023年度に約8,700億円と、日本の独立行政法人の中で最大規模の予算を託されています。
NEDOのミッション
エネルギー・地球環境問題の解決
新エネルギーおよび省エネルギー技術の開発と実証試験等を積極的に展開し、新エネルギーの利用拡大とさらなる省エネルギーを推進します。さらに、国内事業で得られた知見を基に、海外における技術の実証等を推進し、エネルギーの安定供給と地球環境問題の解決に貢献します。
産業技術力の強化
産業技術力の強化を目指し、将来の産業において核となる技術シーズの発掘、産業競争力の基盤となる中長期的プロジェクトの実施および実用化開発における各段階の技術開発に取り組みます。その際、産学官の英知を結集して高度なマネジメント能力を発揮することで、新技術の市場化を図ります。
NEDOの役割
NEDOの目的は、民間企業の能力を活用して技術開発の成果を 事業化・社会実装まで導くことです。そのために、NEDOは 内外の情勢を観察して社会が求める技術を見出し、事業化につながるビジネスモデルの構築や経営戦略の策定まで幅広くサポートしています。また、技術開発の現場と日頃から交流することで産学官の連携も促します。
NEDOには理工系の知識を持った人材に加え、スタートアップを含む企業の経営、知的財産や技術移転、マーケティング、生産管理の現場や実務の経験を有する職員がいます。NEDOは、マネジメントを通じて、新たな技術の種を商品・サービスに仕立て、投資家や金融機関などのステークホルダーにつなぎ、市場に投入するまで伴走支援する「イノベーション・アクセラレーター」を目指しています。
- 執行額
- 8,716億円(2023年度実績)
- 予算
- 1,464億円(2025年度当初予算※基金を除く)
- 事業数
- 71事業(2025年4月実績)
- 海外での展開国数
- 18カ国(2025年4月実績)