太陽光発電システム次世代高性能技術の開発
事業・プロジェクト概要
我が国は太陽光発電の技術開発及びその導入量・生産量において長らく世界一を誇っていましたが、欧州を中心に行われている導入普及政策により、市場の中心は欧州へと移り始めており、我が国の地位確立のためには、これまで以上の技術開発が必要となっています。このため、産学の科学的知見を結集して太陽光発電の技術開発を行い、これを産業技術へ繋げていくとともに、社会の共通基盤として情報の整備、提供を通じて、行政、産業界、地域住民等の間で科学的知見に基づいた正確かつ適切な認識の醸成を図ることを目的に、本事業を実施します。
本事業では、モジュール高効率化及びコスト低減の観点から、各種太陽電池の変換効率の向上、原材料・各種部材の高機能化、モジュール長寿命化、評価技術等の共通基盤技術等の開発を行うことを目的とします。
具体的には下記のテーマについて研究開発を実施しております。
- 結晶シリコン太陽電池
- 薄膜シリコン太陽電池
- CIS・化合物系太陽電池
- 色素増感太陽電池
- 有機薄膜太陽電池
- 共通基盤技術
関連成果(プロジェクト実施者の対外発表記事)
日付 | 実施者 | タイトル |
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2013年1月8日 | ソーラーフロンティア株式会社 |
基本情報
事業期間・予算額 | 事業期間:平成22年度~平成26年度、予算総額:241.75億円 PL: 山口 真史(豊田工業大学大学院工学研究科 教授)、黒川 浩助(東京工業大学統合研究院 特任教授) |
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技術・事業分野 | 太陽光発電 |
プロジェクトコード | P07015 |
担当部署 | 新エネルギー部 (TEL:044-520-5270) |
詳細資料
- 基本計画(239KB)
- 実施方針:平成26年度版(748KB)
- 実施方針:平成25年度版(432KB)
- 実施方針:平成24年度版(794KB)
- 実施方針:平成23年度版(559KB)
- 実施方針:平成22年度版(318KB)
短期的アウトカム概要(6年間の追跡調査により把握した状況)
【追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況】
対象企業数:42社
上市:8、製品化:4、研究・開発を継続中:19、中止・中断:11
最終更新日:2021年4月9日