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固体高分子形燃料電池実用化推進技術開発

事業・プロジェクト概要

事業期間:平成22年度~平成26年度、平成26年度予算:31.9億円

PL:渡辺 政廣(山梨大学 教授)
稲葉 稔(同志社大学 教授)
太田 健一郎(横浜国立大学 特任教授)
長谷川 弘(技術研究組合FC-Cubic 専務理事)
大丸 明正(大同大学客員教授)

本事業では、固体高分子形燃料電池(PEFC)の本格商用化に要求される低コスト化・信頼性向上および国際標準化の推進等に資する基盤技術開発、市場拡大・普及促進等に資する実用化技術開発、革新的な低コスト化・信頼性向上等に資する次世代技術開発を総合的に推進する。また、これらの技術・研究開発における一層のブレークスルーを促すため、産学連携またはシステム、材料・部品等の垂直型連携体制によって、燃料電池セルスタックの反応・劣化メカニズムの解明、革新的な材料開発、解析・計測技術の開発などの基盤技術を確立することを目的に以下の研究開発項目について取り組む。

  1. 基盤技術開発
     格段の低コスト化・高信頼性化を可能とするPEFCの「電解質膜・電極接合体 (MEA)」および「電極触媒」に関する革新的かつ実用的な材料の開発を行う。また、反応・劣化等の詳細なメカニズムを解明することで上記の材料開発を支援する解析評価技術の開発およびセル解析評価の共通技術の開発を行う。さらに、我が国の国際市場での優位性の確立に資する国際標準化等を推進する。
  2. 実用化技術開発
     燃料電池やそのシステム、要素機器に係わる高度な製造技術や付加価値技術、安全技術等の開発とその成果の適用により、コストダウンや商品化の進展を実現し、燃料電池の更なる普及拡大に資する取組を行うことを目的としたテーマを実施する。
  3. 次世代技術開発
     2020年以降の燃料電池自動車等の本格商用化に求められるPEFCの格段の高信頼性化・低コスト化のために、現状技術の延長にない次世代技術に関する萌芽的かつ革新的なテーマを捉え、先導的な研究開発を行うことを目的としたテーマを実施する。

■事業説明図

  • 事業説明図

関連成果(プロジェクト実施者の対外発表記事)

基本情報

技術・事業分野 燃料電池・水素
プロジェクトコード P10001
担当部署 新エネルギー部 (TEL:044-520-5270)

詳細資料

 

最終更新日:平成26年10月20日

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