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太陽光発電多用途化実証プロジェクト

事業・プロジェクト概要

事業期間:平成25年度~平成28年度 予算総額:25.11億円

近年、国内における電力供給不足への懸念などと相まって、再生可能エネルギー、特に導入までに要する期間が比較的短い太陽光発電システムの大量導入が進んでいます。2012年7 月から始まった固定価格買取制度により、太陽光発電の市場は活性化していますが、安価で設置が比較的容易な土地の確保が困難になりつつある状況も見えてきました。
 このような状況に対して、NEDOでは、太陽光発電の更なる拡がりを目指して、平成25年度に「太陽光発電多用途化実証プロジェクト」を立ち上げ、主に未導入分野の開拓に係る事業を開始しました。平成26年度では、前年度事業(追加公募)と新規事業の下記の3つの事業を推進します。

  • 〔1〕 「太陽光発電多用途化実証事業」:導入ポテンシャルが大きいものの導入が進んでいない4分野(建物壁面、農業関係、傾斜地、水上)に対して、発電コストをルーフトップや平地設置(いわゆるメガソーラー)等の従来設置型並に低減させる技術により、未導入分野への導入普及を目指します。そのための低コスト化技術、高効率化技術等の開発・実証を行います。
  • 〔2〕 「太陽光発電多用途化可能性検討事業」:新たな分野あるいは新たな用途に対して、市場規模、課題等を調査し、次の新しい導入先候補を確保します。
  • 〔3〕 「太陽光発電高付加価値化技術開発事業」:発電以外の機能や用途を付加した太陽光発電の高付加価値化により、太陽光発電の新市場の開拓を目指します。そのための高付加価値化技術の開発、実証等を行います。

基本情報

技術・事業分野 太陽光
プロジェクトコード P13008
担当部署 新エネルギー部 (TEL:044-520-5277)

詳細資料

短期的アウトカム概要(6年間の追跡調査により把握した状況)

■追跡対象企業のPJ終了後6年目のステージ状況

対象企業数:35社

上市:6、製品化:7、研究・開発を継続中:17、中止・中断:5

最終更新日:2023年4月3日

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