水素社会構築技術開発事業
事業・プロジェクト概要
本事業では、発電分野等における水素の利活用を抜本的に拡大させ、2030年頃には世界に先駆け本格的な水素サプライチェーンを構築することに加え、エネルギー供給システムの柔軟性を確立し、エネルギーセキュリティの確保に貢献することを目的に、以下の技術開発を実施します。
研究開発内容
研究開発項目I:「水素エネルギーシステム技術開発」
水素を利用して、安定的なエネルギーを供給するための技術開発および当該技術の実証研究を行います。具体的には、再生可能エネルギー由来の電力による水素製造、輸送・貯蔵及び利用技術を組み合わせたエネルギーシステムの開発を行います。
研究開発項目II:「大規模水素エネルギー利用技術開発」
(イ)未利用エネルギー由来水素サプライチェーン構築
水素発電の導入及びその需要に対応するための安定的な供給システムの確立に向け、海外の未利用資源を活用した水素の製造、その貯蔵・輸送、更には国内における水素エネルギーの利用まで、一連のチェーンを構築するための技術開発を行います。
(ロ)水素エネルギー利用システム開発
水素のエネルギー利用を大幅に拡大するため、水素を燃料とするガスタービン等を用いた発電システムなど新たなエネルギーシステムの技術開発を行います。
研究開発項目III:「地域水素利活用技術開発」
再生可能エネルギーから製造した水素や海外産水素、副生水素等を地域で利活用するモデルについて、将来の経済性や温室効果ガス削減効果等のポテンシャルの調査、技術開発を行うことで水素社会のモデルを構築します。
研究開発項目IV:「総合調査研究」
(イ)水素製造・輸送・貯蔵・利用等に関する調査研究
(ロ)水素社会実現に向けた情報発信に関する調査研究
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福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)
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世界初の液化水素運搬船
「すいそふろんてぃあ」
プロジェクトマネージャー
大平英二
NEDO スマートコミュニティ・エネルギーシステム部・ストラテジーアーキテクト
基本情報
事業期間・予算額 | 事業期間:2014年度~2025年度、2024年度予算:79億円 |
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技術・事業分野 | 燃料電池・水素 |
プロジェクトコード | P14026 |
担当部署 | 水素・アンモニア部 (TEL:044-520-5261) |
詳細資料
- 基本計画(283KB)
- 実施方針:2024年度版(25.6MB)
- 実施方針:2023年度版(378KB)
- 実施方針:2022年度版(403KB)
- 実施方針:2021年度版(390KB)
- 実施方針:2020年度版(511KB)
- 実施方針:2019年度版(428KB)
- 実施方針:2018年度版(448KB)
- 実施方針:2017年度版(923KB)
- 実施方針:2016年度版(218KB)
- 実施方針:2015年度版(314KB)
- 実施方針:2014年度版(143KB)
最終更新日:2024年7月1日
関連ページ
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