ロボット活用型市場化適用技術開発プロジェクト
事業・プロジェクト概要
我が国において、これからのロボット活用を考える上では、自動車や電気電子産業を中心にロボットの活用が進んできた大企業だけでなく、サービス産業や中堅・中小企業へ導入することも大きな課題です。ロボットが活用される分野を多種多様に広げ、全体としてロボットの市場規模が拡大させることも必要であり、その一方で、創出される新たな多様な分野のロボット市場は、それぞれ小規模なものも多数存在する全体としてロングテールな市場になることが予想されます。
そこで、本制度では、ものづくり分野およびサービス分野を対象として、ロボット活用に係るユーザーニーズ、市場化出口を明確にした上で、特化すべき機能の選択と集中に向けた新規技術開発を実施いたします。
また、ものづくり分野、サービス分野(生活支援分野等を含む。)において、ロボットの初期導入コストの2割以上削減に向け、ロボットの本体価格を引き下げるべく、汎用的な作業・工程に使えるロボット(プラットフォームロボット)の開発(ハードウェア・ソフトウェアの共通化)を実施し、これらの各分野のロボット未活用領域において、ロボット導入を促進するプラットフォーム化されたロボットシステムを整備します。
なお、本制度では、特化すべき機能の選択と集中による、いわゆる縦方向の技術開発促進と、ロボットメーカーやSIerを巻き込んだ協業等による、いわゆる横方向の活用促進を同時に進めるとともに、技術開発の実施を通じて、現場ニーズに応じてロボットシステムを開発できる人材育成を支援するため、ロボット革命イニシアティブ協議会(Robot Revolution Initiative)や、他のロボット関連プロジェクトと連携しながら、SIerの育成を推進していきます。
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成果適用のイメージ図
基本情報
事業期間・予算額 | 事業年度:2015年度~2019年度、2019年度予算:5.8億円 |
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技術・事業分野 | ロボット |
プロジェクトコード | P15008 |
担当部署 | ロボット・AI部 (TEL:044-520-5244) |
詳細資料
- 基本計画(519KB)
- 実施方針:2019年度版(501KB)
- 実施方針:2018年度版(445KB)
- 実施方針:2017年度版(677KB)
- 実施方針:2016年度版(230KB)
- 実施方針:2015年度版(214KB)
最終更新日:2020年6月30日