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高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発

事業・プロジェクト概要

事業期間:2016年度~2027年度、2022年度予算:100.4億円
研究開発項目〔1〕のPL:本村 真人(東京工業大学 教授)
研究開発項目〔2〕-(1)のPL:川畑 史郎(産業技術総合研究所 デバイス技術研究部門 研究グループ長)
プロジェクト全体及び研究開発項目〔2〕-(2)のPL:金山 敏彦(産業技術総合研究所 特別顧問)
研究開発項目〔2〕-(3)のPL:適切な知見を持つ有識者から選定
研究開発項目〔3〕のPL:森川 博之(東京大学 教授)

IoT社会の到来により急増した情報の高度な利活用を促進するには、ネットワークの末端(エッジ)で中心的な情報処理を行うエッジコンピューティング等、従来のクラウド集約型から処理の分散化を実現することが不可欠です。また、半導体の開発指標たるムーアの法則の終焉が叫ばれ、既存技術の延長は限界を迎えつつある中、著しく増加するデータの処理電力を劇的に低減できるような新原理技術の実現が求められています。

本プロジェクトでは、ポストムーア時代における我が国の社会課題の解決、さらには情報産業の競争力強化と再興を目的とし、エッジ等における超低消費電力なAIコンピューティング技術【研究開発項目〔1〕】と新原理による次世代コンピューティング技術【研究開発項目〔2〕】を対象とし、ハードウェアのみならずソフトウェアやセキュリティ等を含め一体的な技術開発を行います。なお研究開発項目〔2〕においては、技術分野の専門性等を鑑み、効果的なマネジメントを行うべく、研究開発項目〔2〕-(1)量子関連コンピューティング技術の開発、〔2〕-(2)新原理コンピューティング技術の開発(脳型等データ処理高度化関連技術)、〔2〕-(3)先進的コンピューティング技術の開発(光コンピューティング等関連技術)、として整理し、それぞれに知見を有するPLの下で研究開発を実施します。また、来るべきポストムーア時代のIoT情報基盤を築くため、大量データの効率的かつ高度な利活用を可能とする収集、蓄積、解析、セキュリティ等に関する横断的技術【研究開発項目〔3〕】の研究開発を行います。

  • 図:事業概要説明
    事業説明図

基本情報

技術・事業分野 ネットワーク/コンピューティング
プロジェクトコード P16007
担当部署 IoT推進部 (TEL:044-520-5211)

詳細資料

最終更新日:2023年4月6日

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