超高圧水素インフラ本格普及技術研究開発事業
事業・プロジェクト概要
燃料電池自動車(FCV)の世界最速普及を実現するため、水素ステーション(HRS)等に係る超高圧水素技術(大気圧の約千倍の水素を安全かつ安価に製造・貯蔵・輸送するための技術)等に関して、普及期を見据えた課題に対応するための研究開発等を進め、規制改革実施計画等に基づく規制見直しの推進や水素ステーションの整備費・運営費の低減に資する技術開発を実施します。更に、FCVの国際競争力確保に向け、車載用高圧水素タンクや充填する水素の品質管理方法等の国際基準調和・国際標準化等について研究開発を実施します。具体的には、以下の研究開発項目を実施します。
研究開発内容
研究開発項目〔1〕国内規制適正化に関わる技術開発
新たに規制改革実施計画に挙げられた項目のうち、研究開発が必要とされる項目に関する研究開発(金属材料の水素特性判断基準、リスクアセスによる設備構成検討等)を行います。
研究開発項目〔2〕水素ステーションのコスト低減等に関連する技術開発
2025年以降の水素ステーションの本格普及・自立化を見据え、水素ステーションの整備費・運営費低減に寄与する技術(高圧水素対応の高分子技術、電気化学式ポンプ、機器のパッケージ化検討等)を確立します。
研究開発項目〔3〕国際展開、国際標準化等に関する研究開発
ISO関連、IEA(国際エネルギー機関)、IPHE(国際水素エネルギー・燃料電池パートナーシップ)等、HFCV-GTR(水素及び燃料電池に関する世界統一基準)関連など国際調和、海外施策・市場・研究開発動向の把握を行います。
本事業で整備した福島水素充填技術研究センター
(大型・商用モビリティ(HDV:Heavy Duty Vehicles)への大流量水素充填や大流量水素計量技術に関する技術開発・検証が可能な研究施設)
(大型・商用モビリティ(HDV:Heavy Duty Vehicles)への大流量水素充填や大流量水素計量技術に関する技術開発・検証が可能な研究施設)
プロジェクトマネージャー
大平英二
NEDO スマートコミュニティ・エネルギーシステム部・ストラテジーアーキテクト
基本情報
事業期間・予算額 | 事業期間:2018年度~2023年度、2023年度予算:0.8億円 |
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技術・事業分野 | 燃料電池・水素 |
プロジェクトコード | P18011 |
担当部署 | スマートコミュニティ・エネルギーシステム部 (TEL:044-520-5261) |
詳細資料
- 基本計画(308KB)
- 実施方針:2023年度版(329KB)
- 実施方針:2022年度版(400KB)
- 実施方針:2021年度版(408KB)
- 実施方針:2020年度版(647KB)
- 実施方針:2019年度版(412KB)
- 実施方針:2018年度版(410KB)
最終更新日:2023年6月29日
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