太陽光発電システム長期安定電源化基盤技術開発
事業・プロジェクト概要
本事業では、太陽光発電の長期安定電源化を目指す取り組みとして、太陽光発電設備としての信頼性向上技術や多様化が進む設置形態での安全確保のための課題の明確化、マテリアルリサイクルの要素技術開発、またこれらの取り組みに不可欠な動向調査を実施します。
【研究開発項目I】太陽光発電設備の信頼性・安全性向上 有効技術の評価
太陽光発電設備が安定的な電源であることを失う要因について調査し、それに対して信頼性を評価する技術、失った信頼性を回復させる技術を見出します。また、新たな用途開発が進む設置環境(急傾斜地、営農、水上)における太陽光発電システムの設置について、設計施工ガイドライン策定に向けた課題を明確化します。
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急傾斜地における破損例(総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会/電力・ガス事業分科会 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会第9回資料より引用)
【研究開発項目II】太陽電池マテリアルリサイクル要素技術開発
太陽光パネルの封止材、ガラスを対象とした部材再利用に係る技術開発を行い、マテリアルリサイクルの可能性を明確化します。
【研究開発項目III】持続可能な太陽光発電動向調査
太陽光発電システムの信頼性・安全性、リサイクルに係る調査を実施します。また、新たな太陽光発電のマーケットとして、既設建築物へのZEB化に向けた太陽電池設置の可能性についても調査を行います。
基本情報
事業期間・予算額 | 事業期間:2019年度、2019年度予算:3.3億円 |
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技術・事業分野 | 太陽光発電 |
プロジェクトコード | P19003 |
担当部署 | 新エネルギー部 (TEL:044-520-5277) |
詳細資料
最終更新日:2020年6月30日