本文へジャンプ

戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)

事業・プロジェクト概要

事業期間:2018年度~2022年度、2022年度予算:24.59億円
PL:葛巻清吾(トヨタ自動車株式会社先進技術開発カンパニー常務理事 )

自動運転の実現による社会変革に対する期待は高く、Society 5.0の実現に向けて、交通事故の低減、交通渋滞の削減、交通制約者のモビリティの確保、物流・移動サービスのドライバー不足の改善等の社会的課題の解決に向けて、産学官が連携し、協調領域における自動運転技術の研究開発を推し進め、実証実験等で有効性を検証するとともに、社会実装に目処をつけることを目標とします。NEDOは管理法人としてプロジェクト全体を支援します。

  • 第2期SIP自動運転 概要図
    第2期SIP自動運転 概要

研究開発内容

本プロジェクトでは、下記4つの領域において、協調領域分野の研究開発を推進します。

I. 自動運転システムの開発・検証(実証実験)

自動運転に必要となる道路交通インフラ等を含む走行環境を東京臨海部および地方部に整備し、地域住民や地方自治体等の参加も得て、インフラの技術仕様の検証や、地方で継続的な事業性の検討等を目的とした実証実験を産学官が連携して行います。

II. 自動運転実用化に向けた基盤技術開発

自動運転分野における地理系データの利活用、交通環境情報の構築と配信、仮想空間での安全性評価技術、サイバーセキュリティ確保のための外的脅威の検知とその対応、自動運転のユースケース毎に最適な通信方式の検討等、基盤的研究開発を実施します。

III. 自動運転に対する社会的受容性の醸成

自動運転の普及に向けて、その価値及び課題を明確化し国民に正しく理解いただくための情報発信やその効果計測とともに、自動運転の与える社会的・経済的インパクト評価や交通事故低減や交通制約者への支援等の社会的課題に解決に向けた研究に取り組みます。

IV. 国際連携の強化

上記3領域において、産業競争力の確保や国際標準における主導的立場の確保に向け、ドイツ及びEUを中心に、世界各国の自動運転の研究や実用化に向けた環境の整備を進める諸国との知見の共有、共同研究及び人的交流を推進します。

自動運転ホームページ: 別ウィンドウが開きます SIP-adus

基本情報

技術・事業分野 ロボット・AI
プロジェクトコード P18012
担当部署 ロボット・AI部 (TEL:044-520-5241)

詳細資料

最終更新日:2023年10月23日

関連ページ