人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業
事業・プロジェクト概要
みなさんは大きな話題になっているAI・人工知能にどのようなイメージを持たれているでしょうか。「生活を豊かにしてくれる技術」と思う方もいる一方で「不安」や「怖い」と感じる方も多いでしょう。
本プロジェクトはAI・人工知能を得たいの知れない他人から内面まで理解し信頼し合える「友」に近づけようとするプロジェクトです。そのために、第一にAIの出力に対する説明性を高める、第二にAIシステムの品質保証の考え方を明確化する、第三に大量のデータを集めなくとも容易に構築可能とすることを実現し、AIをより身近な技術としていきます。
本プロジェクトでは下図のような領域における課題を「人とAIが相互に作用しながら共に成長し進化するAIシステム」を構築することで解決していきます。
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本プロジェクトの応用領域
プロジェクト紹介パンフレット
研究開発内容
研究開発テーマ一覧
研究開発項目〔1〕「人と共に進化するAIシステムの基盤技術開発」
番号 | 研究開発テーマ | 実施者 |
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1 | サイボーグAIに関する研究開発 | 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 |
2 | 実世界に埋め込まれる人間中心の人工知能技術の研究開発 | 産業技術総合研究所 |
日鉄ソリューションズ株式会社 |
番号 | 研究開発テーマ | 実施者 |
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1 | 学習者の自己説明とAIの説明生成の共進化による教育学習支援環境EXAITの研究開発 | 株式会社内田洋行 |
京都大学 | ||
2 | 実世界に埋め込まれる人間中心の人工知能技術の研究開発 | 慶應義塾 |
産業技術総合研究所 | ||
中部大学 | ||
3 | 進化的機械知能に基づくXAIの基盤技術と産業応用基盤の開発 | キユーピー株式会社 |
東京医科大学 | ||
横浜国立大学 | ||
4 | 説明できる自律化インタラクションAIの研究開発と育児・発達支援への応用 | 大阪大学 |
電気通信大学 | ||
株式会社ChiCaRo | ||
5 | 人と共に成長するオンライン語学学習支援AIシステムの開発 | 早稲田大学 |
6 | モジュール型モデルによる深層学習のホワイトボックス化 | 東京工業大学 |
GEヘルスケア・ジャパン株式会社 |
〔1〕-2-5 人と共に成長するオンライン語学学習支援AIシステムの開発
番号 | 研究開発テーマ | 実施者 |
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1 | インタラクティブなストーリー型コンテンツ創作支援基盤の開発 | 慶應義塾 |
公立はこだて未来大学 | ||
株式会社手塚プロダクション | ||
電気通信大学 | ||
東京大学 | ||
株式会社ヒストリア | ||
立教学院 | ||
株式会社Ales | ||
2 | 実世界に埋め込まれる人間中心の人工知能技術の研究開発 | 産業技術総合研究所 |
3 | 熟練者暗黙知の顕在化・伝承を支援する人協調AI基盤技術開発 | 京都大学 |
産業技術総合研究所 | ||
三菱電機株式会社 | ||
4 | 説明できる自律化インタラクションAIの研究開発と育児・発達支援への応用 | 大阪大学 |
電気通信大学 | ||
株式会社ChiCaRo | ||
5 | 人と共に進化するAIオンライン教育プラットフォームの開発 | コグニティブリサーチラボ株式会社 |
京都大学 | ||
6 | 人とAIの協調を進化させるセマンティックオーサリング基盤の開発 | 沖電気工業株式会社 |
東北大学 | ||
名古屋工業大学 | ||
理化学研究所 | ||
7 | AIとオペレータの『意味』を介したコミュニケーションによる結晶成長技術開発 | 産業技術総合研究所 |
東海国立大学機構名古屋大学 | ||
理化学研究所 | ||
8 | AIとVRを活用した分子ロボット共創環境の研究開発 | 関西大学 |
株式会社分子ロボット総合研究所 | ||
京都大学 | ||
9 | Patient Journeyを理解し臨床開発での意思決定を支援する人工知能基盤の開発 | サスメド株式会社 |
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〔1〕-3-6 人とAIの協調を進化させるセマンティックオーサリング基盤の開発
番号 | 研究開発テーマ | 実施者 |
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1 | 決済・在庫管理、商品把持・配置業務の自動化推進に向けた商品画像データベース構築のための基盤技術開発・社会実装推進研究 | アーサー・デイ・リトル・ジャパン株式会社(ADL) |
ソフトバンク株式会社 | ||
パナソニック コネクト株式会社 |
研究開発項目〔2〕「実世界で信頼できるAIの評価・管理手法の確立」
番号 | 研究開発テーマ | 実施者 |
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1 | 機械学習システムの品質評価指標・測定テストベッドの研究開発 | 産業技術総合研究所 |
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〔2〕-1 機械学習システムの品質評価指標・測定テストベッドの研究開発
研究開発項目〔3〕「容易に構築・導入できるAI技術の開発」
番号 | 研究開発テーマ | 実施者 |
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1 | 実世界に埋め込まれる人間中心の人工知能技術の研究開発 | 産業技術総合研究所 |
株式会社AIメディカルサービス |
プロジェクトマネージャー
芝田 兆史
プロジェクトリーダー
辻井 潤一(産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 フェロー)
基本情報
事業期間・予算額 | 事業期間:2020年度~2024年度、予算額:23.2億円(2024年度) |
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技術・事業分野 | AI |
プロジェクトコード | P20006 |
担当部署 | AI・ロボット部 (TEL:044-520-5241) |
詳細資料
- 基本計画(493KB)
- 実施方針:2024年度版(1.3MB)
- 実施方針:2023年度版(1.4MB)
- 実施方針:2022年度版(1.4MB)
- 実施方針:2021年度版(4.8MB)
- 実施方針:2020年度版(4.7MB)
最終更新日:2024年12月4日