炭素循環型セメント製造プロセス技術開発
事業・プロジェクト概要
事業期間:2020年度~2021年度、事業予算:17億円
我が国のセメント産業は、日本の温室効果ガス総排出量の約4%に相当する二酸化炭素を排出している産業であり、その排出削減対策は重要な課題となっています。このうちの約6割を占める非エネルギー起源二酸化炭素については、セメントの中間製品であるクリンカを製造するプロセスで原料(石灰石)から化学反応によって必然的に発生するものです。そのため、クリンカを製造する限り、その排出削減は困難であり、セメント産業における革新的な脱炭素技術が求められています。
本事業では、セメント産業における革新的な脱炭素技術を創出するため、セメント工場及び近隣地域において、セメント製造工程のCO2を再資源化し、セメント原料や土木資材として再利用する技術を開発します。
基本情報
技術・事業分野 | 次世代火力・CCUS |
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プロジェクトコード | P20013 |
担当部署 | 環境部 (TEL:044-520-5293) |
詳細資料
最終更新日:2022年5月9日