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ゼロカーボン・スチールの実現に向けた技術開発

事業・プロジェクト概要

事業期間:2020年度~2021年度、事業予算:2億円

国内のCO2排出量の現状として、産業分野は排出量の約3分の1を占めており、その内の約40%を占める鉄鋼業は国内CO2排出の全体量で見ると約13%という大きな割合を占めています。

現在NEDOでは、高炉法におけるコークスの一部を製鉄所内で発生する水素で代替すること及び高炉から発生するCO2を分離・回収することでCO2排出量の削減を目指す技術(COURSE50)の研究開発を行っており、2030年頃の実用化を目指しています。

一方で、CO2排出量の大幅な削減には、従来の取り組みの延長では実現することが困難であるため、究極的には高炉を用いずに水素のみで鉄鉱石を還元する水素還元製鉄技術などの超革新新技術による「ゼロカーボン・スチール」の実現に挑戦することとしています。

本事業では、「ゼロカーボン・スチール」の実現に向けた研究開発に取り組むため、現段階における諸課題を克服し、研究開発を加速させるための先導研究を行います。

基本情報

技術・事業分野 次世代火力・CCUS
プロジェクトコード P20014
担当部署 環境部 (TEL:044-520-5293­)

詳細資料

最終更新日:2022年5月9日

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