自動走行ロボットを活用した新たな配送サービス実現に向けた技術開発事業
事業・プロジェクト概要
新型コロナウイルス感染症による影響で、物流拠点から住宅や指定地への配送(ラストワンマイル物流)において、宅配需要の急増や配達員の感染などによる配達員不足や配送の一時的な停滞が発生しています。引き続き新型コロナウイルス感染症による影響が懸念されており、ラストワンマイル物流における「遠隔・非対面・非接触」での配送ニーズ増加や配達員不足が見込まれる中での対応策として、自動走行ロボットを活用した新たな配送サービスの早期実現が求められています。
こうした背景から、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、自動走行ロボットを早期に実用化し、非常時でも物流サービスの維持を可能とすることでサプライチェーンの強靭化を図るとともに、関連市場の活性化を目指し、自動走行ロボットの技術開発事業に着手します。本事業では、開発した自動走行ロボットを用いて、集合住宅や市街地、商業施設、工業地帯などで走行させる実証を11月以降順次実施し、一部では公道での実証を行います。さらに、自動走行ロボットを活用した新たな配送サービス実現の観点から、社会受容性の向上に向けた取り組みのあり方などの分析・検討を実施します。
また、本事業は、自動走行ロボットを活用した配送の実現に向けた官民協議会※(2019年9月設立)と連携して、以下に関する情報を同協議会に提供します。
- 事業化に向けて核となるユースケースの明確化
- 自動走行ロボットの仕様に関する安全性評価や自動走行ロボットの安全な運用体制の構築
- 自動走行ロボット活用に関する制度・法令などの検討・整備
基本情報
事業期間・予算額 | 2020年度~2021年度、2021年度予算:0.25億円 |
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技術・事業分野 | ロボット |
プロジェクトコード | P20018 |
担当部署 | ロボット・AI部 (TEL:044-520-5241) |
詳細資料
最終更新日:2022年5月9日