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燃料アンモニア利用・生産技術開発

事業・プロジェクト概要

事業期間:2021年度~2025年度、予算額:19億円(2023年度)

2050年カーボンニュートラル実現のためには、電力、運輸、熱、産業プロセスといったあらゆる分野での低炭素化が必要です。

燃料アンモニアは、燃焼時にはCO2を排出しないため、発電所や工業炉等における脱炭素化の有効な手段の一つと考えられています。また、既存の製造法にCCS等の技術を活用することで、CO2の排出量を削減して製造することが期待でき、再生可能エネルギーを活用することで一層の低炭素化が展望されます。

本事業では、CO2排出削減対策が困難な工業炉での燃焼アンモニアを利用する技術開発や、天然ガスを改質しプロセス中のCO2を分離・回収、貯留する「ブルーアンモニア」を生産する技術開発に取り組みます。

研究開発内容

研究開発項目(1):「工業炉における燃料アンモニア燃焼技術開発」

輻射伝熱による熱伝達が主体となる工業炉への適用を目的とし、アンモニア-酸素バーナの開発を行うとともに、輻射伝熱の強化とNOx低減技術の技術検証のためにガラス溶融炉で実証試験を実施します。

これらの成果を踏まえ、200kW級ならびに1MW級アンモニア-酸素バーナ及び周辺技術の設計技術を確立し、大型工業炉への適用可能性を検討します。

  • 燃料アンモニアの工業炉(ガラス溶解炉)利用の事業イメージ画像
    燃料アンモニアの工業炉(ガラス溶解炉)利用の事業イメージ

研究開発項目(2):「ブルーアンモニア製造に係る技術開発」

水素製造設備、アンモニア製造設備、CO2回収設備を建設し、原料となる天然ガスを改質してブルー水素、ブルーアンモニアを製造します。また、水素およびアンモニア製造の際に副次的に生産されたCO2は大気中に放出せず、分離回収・圧縮して貯留します。このように一連のプロセスの各要素技術を実証し、将来の大型化を見据えた技術開発に取り組みます。

  • ブルーアンモニア製造の実証試験イメージ画像
    ブルーアンモニア製造の実証試験イメージ

プロジェクトリーダー

  • 研究開発項目(1)PL:萩原 義之(大陽日酸株式会社 技術開発ユニット 開発企画統括部長)
  • 研究開発項目(2)PL:高木 英行(国立研究開発法人産業技術総合研究所 ゼロエミッション国際共同研究センター 水素製造・貯蔵基盤研究チーム 研究チーム長)

基本情報

技術・事業分野 燃料アンモニア
プロジェクトコード P21012
担当部署 スマートコミュニティ・エネルギーシステム部 (TEL:044-520-5274)

詳細資料

最終更新日:2024年1月22日

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