本文へジャンプ

バイオものづくり革命推進事業

事業・プロジェクト概要

事業期間:2023年度~2032年度、予算額:約3000億円(事業期間総額)

バイオものづくりは、先行して取り組まれている医薬品や食品に留まらず、化学品・素材・繊維・燃料など多様な産業領域での活用が見込まれており、従来の化石資源を原料とした様々な製造プロセスを置き換える「持続可能なものづくり」として、次世代の産業基盤となり、我が国の競争力の核となり得ることが期待されます。

本事業では、未利用資源の収集・原料化、微生物等の改変技術、生産・分離・精製・加工技術、社会実装に必要な制度や標準化等のバイオものづくりのバリューチェーン構築に必要となる技術開発及び実証を一貫して支援します。

多様な原料と多様な製品を出口としたバリューチェーンの構築に必要な技術や社会システム実証を行い、バイオものづくりへの製造プロセスの転換とバイオものづくり製品の社会実装を推進し、ひいては我が国の産業競争力の強化と社会課題解決を目指します。

研究開発内容

経済産業省が定める「バイオものづくり革命推進事業研究開発計画」に基づき下記の研究開発を実施します。

研究開発項目〔1〕「未利用資源の収集・資源化のための開発・実証」

  • (a)未利用資源の収集のためのサプライチェーン構築に向けた調査
  • (b)未利用資源の原料化のための開発・実証
  • (c)循環型バイオものづくりを進めるための原料としてのバイオ製品等の収集実証

研究開発項目〔2〕「産業用微生物等の開発・育種及び微生物等改変プラットフォーム技術の高度化」

  • (a)産業用微生物等の開発・育種
  • (b)産業用微生物等の開発・育種を通じたプラットフォーム技術の高度化

研究開発項目〔3〕「微生物等による目的物質の製造技術の開発・実証」

研究開発項目〔4〕「微生物等によって製造した物質の分離・精製・加工技術の開発・実証」

研究開発項目〔5〕「バイオものづくり製品の社会実装のための評価手法等の開発」

  • 研究開発項目1から5の内容をまとめた概要図
    バイオものづくりによる製品の製造フロー
    (イメージ)
テーマ 事業者 事業概要資料
改変酵素を用いた卵殻膜の総合的活用プラットフォームの構築 株式会社ファーマフーズ PDF(採択時)事業概要資料(523KB)
未利用原料から有用化学品を産み出すバイオアップサイクリング技術の開発 公益財団法人地球環境産業技術研究機構
高砂香料工業株式会社
帝人株式会社
PDF(採択時)事業概要資料(483KB)
製紙産業素材を活用したバイオ燃料・樹脂原料等の商用生産に向けた研究開発・実証 大王製紙株式会社
Green Earth Institute 株式会社
PDF(採択時)事業概要資料(519KB)
建築廃材等未利用資源を活用したSAF用2Gバイオエタノール生産実証事業 大興製紙株式会社 PDF(採択時)事業概要資料(431KB)
マンノシルエリスリトールリピッドの利用分野拡大に向けた革命的生産システムの開発 東洋紡株式会社 PDF(採択時)事業概要資料(512KB)
細胞性和牛肉の社会実装に係る研究開発 藤森工業株式会社
凸版印刷株式会社
株式会社島津製作所
PDF(採択時)事業概要資料(375KB)

基本情報

技術・事業分野 バイオシステム
プロジェクトコード P22021
担当部署 バイオ・材料部 (TEL:044-520-5220)

詳細資料

最終更新日:2024年7月12日

関連ページ