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長期海洋生分解性プラスチック評価技術開発事業

事業・プロジェクト概要

プラスチック資源循環促進法の施行をはじめ国内外での規制対応に伴い、使用済みプラスチックのサーキュラーエコノミー化が促進され、自然界に放出される廃プラスチックによる新たな海洋ごみの削減が必要です。

一方、2040年までに新たな海洋プラスチックごみをゼロにする大阪・ブルーオーシャン・ビジョンの実現のためには、回収できずに海洋に放出されるプラスチックの代替素材の開発と普及がより重要となってきています。

本事業では長期海洋生分解性プラスチックの生分解性評価手法及び安全性試験法を開発し、本評価手法を活用した素材の開発と普及を目指します。

  • 研究開発のイメージ図

研究開発内容

研究開発項目〔1〕:長期の海洋生分解性プラスチックの評価手法の開発

実海域における数年以上又は10年以上といった長期の加水分解や生分解による生分解性プラスチックの分解予測技術の開発、また環境流出を想定した使用後の劣化プラスチックの海洋生分解メカニズムの解明、更に生分解過程で生成するマイクロプラスチック、オリゴマーやモノマー、中間代謝生成物の生態毒性評価法の開発等を行います。

研究開発項目〔2〕:長期生分解性プラスチックの開発とその評価法へのフィードバック

製品として求められる耐久性を有し、数年以上使用する製品が環境流出した場合、長期間かけても確実に生分解する新規樹脂や複合化技術の開発と、これら素材を利用して研究開発項目〔1〕評価手法開発へのフィードバックを行います。

基本情報

事業期間・予算額 事業期間:2025年度~2029年度、2025年度予算:3.5億円
技術・事業分野 材料・製造
プロジェクトコード P25009
担当部署 バイオ・材料部 (TEL:044-520-5220)

詳細資料

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