LQUOM株式会社
長距離量子中継システムの開発と市場創出
2024年2月現在
所在地 | 創設年 | 創設者名 |
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神奈川県横浜市 | 2020年 | 新関 和哉 |
パートナーVC | 直近の資金調達ラウンド | 企業価値 |
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SBIインベストメント株式会社 | シリーズA | 1,800百万円 |
- 会社連絡先:contact@lquom.com
- ホームページ:
LQUOM
事業名
ディープテック・スタートアップ支援事業
研究開発テーマ
長距離量子中継システムの開発と市場創出
事業概要
LQUOMはLong-Distance Quantum Communicationから命名されており、長距離量子通信に必要な「量子中継システム」のハードウェア開発を行っております。
量子通信の応用としては量子鍵配送が有名です。情報理論に基づく最高の通信セキュリティにより、”Harvest now, decrypt later攻撃”(将来的な計算能力向上まで暗号文のまま保持)に備えることも可能となります。当社で開発する量子中継システムにより「量子もつれ状態」が生成できるため、鍵配送以外の応用として量子テレポーテーションや世界時計なども可能となるような、まさに量子インターネットと呼べるネットワークに拡張されます。
そのような技術革新を目指し、LQUOMでは量子力学/光学等最先端技術を専門とする物理学博士を中心に据えて、長距離量子通信ハードウェアを日進月歩で開発して参ります。
事業内容
本研究開発では、これまで培ってきた研究成果を元にして、量子もつれ光源・量子メモリ・インターフェース技術の開発を進める。これらは、量子中継器の製品開発のために不可欠な要素技術である。
併せて、量子もつれ光源を初期製品として、グローバルでの市場調査と顧客開拓を行う。
フェーズ | 事業領域・分野 | 助成事業年度 | 交付決定額 |
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STS | 情報・通信 | 2023年~2025年 | 402百万円 |
海外技術実証
予定なし
最終更新日:2024年10月1日