ウミトロン株式会社
養殖産業における脱炭素促進プロダクト開発と拡大生産
2025年5月現在
所在地 | 創設年 | 創設者名 |
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東京都品川区 | 2016年 | 藤原 謙 |
パートナーVC | 直近の資金調達ラウンド | 企業価値 |
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ー | プレシリーズA | 非公開 |
- 会社連絡先:070-4178-3953
pr@umitron.com - ホームページ:ウミトロン株式会社
事業名
GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業
事業概要
ウミトロン独自のAI・IoT技術を活用し、水産養殖分野におけるスマート給餌の脱炭素効果を最大化するため、サイズや魚種に依存しないスマート給餌機の開発・製造プラットフォームを構築。生産者の初期導入ハードルを下げ、大規模かつ体系的な養殖現場での給餌最適化を実現することにより、飼料・燃料起因の温室効果ガス排出の削減、及び国内養殖業の脱炭素型生産体制への移行を促進することで、持続可能な水産養殖とGX(グリーントランスフォーメーション)の実現を目指す。
事業内容
本研究開発では、現行給餌機UMITRON CELL3.0を改良したコスト削減型給餌機「CELL4.0」を開発し、既存の製品とは異なる装置サイズや魚種・成長段階に依存しない汎用性と低コスト性を実装することによって課題解決を図る。また、下記に掲げるPoCを達成することで、水産養殖の脱炭素化と普及モデルの確立の達成を目指す。
- (1)CELL4.0の試作と環境耐性試験
- FRP製外殻や共通コンポーネントによる構造設計を行い、従来比で半額のコストダウンを実現するプロトタイプを製造し、海洋環境における各種耐久試験を実施。
- (2)CELL LARGE/MINIの試作と給餌性能評価
- ブリ・サーモン等の大型魚や、稚魚・小型魚に対応する新たなサイズモデルの給餌速度・餌粒径適応性の確認を行い、多様な養殖環境への対応可能性を評価。
- (3)個別最適化AIの導入による実証
- 各地域の海洋環境や魚種・生産者特性に応じたAI給餌制御を実装し、実環境での性能検証および脱炭素効果の定量評価を行う。
フェーズ | 事業領域・分野 | 助成事業年度 | 交付決定額 |
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PCA | 情報・通信 | 2024-2026年度 | 381百万円 |
最終更新日:2025年8月13日