「日・ルーマニア エネルギーフォーラム」の開催

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）は、ルーマニアのクリスティアン＝シルヴィウ・ブショイ エネルギー省次官が来日する機会を捉え、ルーマニアの投資・エネルギー政策や関連ビジネス環境を紹介する「日・ルーマニア エネルギーフォーラム」を下記のとおり開催します。

欧州では、2019年に「欧州グリーンディール」が発表されて以降、規制とインセンティブの両面から気候変動対策に向けた取り組みが推進されてきました。2025年2月には「欧州クリーン産業ディール」へと変遷し、引き続き世界のGX関連市場をリードすることが期待されています。そのような中、EU加盟国であるルーマニアにおいても、気候変動対策のためのエネルギー政策、およびエネルギープロジェクトが次々立ち上がる中、日本企業にとってもルーマニアへ進出することが、欧州へのGXビジネスへ進出する足掛かりになることと期待されます。

加えて、ロシアによるウクライナ侵略から2年半が経過しましたが、エネルギー供給等を通じてウクライナの経済を再生するために、周辺国としてのルーマニアからの復興支援が求められている中、ウクライナ向けプロジェクトにおける日・ルーマニア間における第三国間での企業間連携のチャンスも見込めます。こうした背景から、日本政府としてもジェトロやNEDO事業を始めとした日本企業のルーマニア進出を後押ししています。

本フォーラムでは、ルーマニアのエネルギー最新動向とともに、すでにルーマニアでエネルギー事業を展開する日本企業の事例・現地での技術開発についての現状や今後の方向性を紹介します。多くの皆様のご参加をお待ちしております。