本文へジャンプ

「第26回福祉工学カフェ」の開催報告

2022年1月20日

NEDOは、実用性の高い福祉用具の開発・普及を目指して、「福祉工学カフェ」を国立障害者リハビリテーションセンター研究所とともに開催しました。

開催26回目の「福祉工学カフェ」では、「障害のある子どもの成長を促す環境づくり(2)~家族向け自宅内排泄環境整備アセスメントツールの有用性と今後の課題~」をテーマに、福祉用具の、制度(行政)、研究、開発、および使用に係る方々が会しました。

今回は、2019年に実施した第22回の議論を参考に、当事者や当事者ご家族、専門家からのアセスメントツールの使用感や体験談、住宅改修等に関わる事業者や設備等メーカーの方々から住宅改修事例や設備・用具類の技術を紹介いただいたうえで、ご参加の皆様によるアセスメントツールの有用性や今後の課題、普及に向けた方策等の意見交換(排泄環境を整備する前に、実際に利用することを想定してシミュレーションすることの大切さなど)を行いました。

  • 会場の様子の写真
    会場の様子

開催日時

日程:
2021年12月17日(金) 11時00分~12時30分

内容

  1. 開会の挨拶及び福祉工学カフェの趣旨説明
  2. 障害のある子どもの家族向け自宅内排泄環境整備アセスメントツールについて
    植田 瑞昌氏(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
  3. 当事者(ユーザー)及び支援する専門家からのご講演
    • 「必要な機能を必要な分だけ」 岡田 功志氏、岡田 珠真氏(当事者ご家族)
    • 「排泄について-幼いころからの経験-」 加藤 舞氏(車いすユーザー)
    • 「理学療法士が考える排泄スタイル」 髙橋 賢太郎氏(野のすみれクリニック リハビリテーション科・理学療法士)
  4. 事業者・メーカーの方々からのご講演
    • 「住宅改修・福祉用具事業者からみた家族ニーズへの対応」 草野 隆司氏(NPO法人ケアリフォームシステム研究会、株式会社東京商工社(ココ・ラ・ス)代表取締役社長)
    • 「使用者視点を盛り込んだパブリックトイレとキッズトイレの開発」 田村 房義氏(TOTO株式会社 UD・プレゼンテーション推進部 UDグループ)
  5. ディスカッション(質疑応答含む)
  6. 総括及び閉会の挨拶

連絡先

本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。

電話番号 044-520-5175­
E-mail fukushi@nedo.go.jp
担当者 イノベーション推進部 只野、白井、小松