本文へジャンプ

理事長挨拶

イノベーションを加速し、スピーディーに成果を社会へ

理事長写真 国立研究開発法人
新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 石塚 博昭
 NEDOは、1970年代に世界を襲った二度のオイルショックをきっかけに、新たなエネルギー開発の先導役として1980年に発足しました。以来、NEDOは経済産業行政の一翼を担う日本最大級の公的技術開発マネジメント機関として、「エネルギー・地球環境問題の解決」と「産業技術力の強化」という二つのミッションを掲げ、企業、大学および公的研究機関の英知を結集して、技術開発・実証に取り組んできました。その取り組みを最大化させるため、先を見据えた中長期の技術戦略の策定と、これに基づくプロジェクトの企画・構想の機能強化、また、プロジェクト・マネージャー制度を導入し、マネジメント機能の高度化や革新的な技術シーズを事業化に結び付ける橋渡し機能の強化を行い、イノベーション創出に貢献するための体制を構築してきました。

 そして、2018年度にスタートした5年間の第4期中長期目標期間では「技術開発マネジメントによる成果の社会実装」「研究開発型ベンチャーの育成」「中長期技術開発の方向性提示」の3つを柱として取り組んでいます。
 具体的には、まず「技術開発マネジメントによる成果の社会実装」に向けて、技術戦略に基づいたチャレンジングな研究開発の推進やさらなる技術開発マネジメントの機能強化を図っています。これらの取り組みを通じ、研究開発成果の最大化を図るとともに、世界のイノベーションによる状況変化に迅速に対応することで、研究成果を速やかに社会実装へつなげていきます。「研究開発型ベンチャーの育成」では、イノベーションの新しい担い手を発掘し、新規産業の創出につなげるため、シーズ段階から事業化まで一貫した支援体制を構築し、各種支援施策を実施しています。加えて、オープンイノベーションの推進や、他の公的支援機関等との相互連携や情報交換等を通じて、官民のベンチャー支援およびオープンイノベーションのハブとなることを目指します。そして、イノベーションの芽を見いだし、社会に実装させるため「中長期技術開発の方向性提示」に取り組んでいます。世界に先んじてイノベーションの予兆を掴み、日本の強み、優位性を生かした技術戦略を策定することで、産学官連携によるプロジェクトの実施につなげていきます。

 NEDOはこのような取り組みを通じ、「Society 5.0」の実現とSDGsの達成に寄与していきます。2019年からは、日本発の破壊的イノベーションの創出を目指す「ムーンショット型研究開発事業」を実施します。従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発を推進していきます。今後も産学官連携によるイノベーション創出の好循環を実現し、スピーディーに成果を上げることで、社会に貢献してまいります。

主な活動内容

最終更新日:2019年4月18日