決定「量子コンピュータおよび古典AIシステムを用いた解法設計を効率的に行うための手法調査」に係る実施体制の決定について
2022年12月5日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「量子コンピュータおよび古典AIシステムを用いた解法設計を効率的に行うための手法調査」に係る公募を実施し、ご応募いただいた2件の申請について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
募集事業について
1.事業内容
内閣府が2022年4月に公開した量子未来社会ビジョンにおいて、量子技術を活用していくための基本的な考え方の1つとして、量子技術を社会経済システム全体に取り込み、従来型(古典)技術システムとの融合(ハイブリッド)により、我が国の産業の成長機会の創出や社会課題の解決を目指す方針を示しています。
量子コンピュータと古典AIシステムをシームレスに融合・連動させて大規模かつ複雑なビジネス課題を解くためには問題に対して、課題整理から解法設計が必要となるが、特に解法設計段階において対応する数理モデル(イジングモデル等)の構築に対応できないことが、量子コンピュータの活用を促進する上でのボトルネックとなっている可能性が高いと考えられます。
そこで本調査事業では、以下の2点について実施します。
- 自組織内での実施を手助けする検討や実行を手助けする支援施策(例:ユースケース集作成、ワークショップの開催等)の検討を行う。また、検討した支援施策について、ユーザーフィードバックを得る機会を設け、調査の高度化を行う。
- NEDOにおいて今後量子コンピュータとAIシステムを組み合わせたアプリケーションを開発する事業を実施した場合を想定して、NEDO事業の実施者が課題整理、アルゴリズム設計、解法設計等のプロセスで躓いた場合に支援する仕組み(例:有識者派遣、セミナーの実施等)の検討を行う。
2.実施予定先
BIPROGY株式会社
3.事業期間
2022年度
募集要項
技術・事業分野 | ロボット・AI |
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プロジェクトコード | P***** |
事業名 | 「量子コンピュータおよび古典AIシステムを用いた解法設計を効率的に行うための手法調査」 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
ロボット・AI部
担当者:工藤、江下、植松
E-MAIL:quantum_ai@ml.nedo.go.jp
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