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決定「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発」に係る実施体制の決定について

2025年1月27日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」という。)は、「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発」に係る追加公募を実施し、ご提案いただいた3件の提案について審査を行い、別紙1のとおり実施予定先を決定いたしました。

なお、採択審査委員は、別紙2のとおりです。

募集事業について

1.件名

「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発」に係る追加公募

2.事業概要

本事業では、化学製造業におけるカーボンニュートラルをさらに加速するため、新たに以下のテーマを追加して取り組む予定です。

【研究開発項目2】廃プラ・廃ゴムからの化学品製造技術の開発
〔1〕混合プラスチックからの基礎化学品製造技術開発
  • 2032年までに、混合された廃プラスチックの分別をせず、直接基礎化学品(オレフィン、BTX等の様々な化学品)を収率60~80%で製造し、製造時に排出されるCO2を0.8kg-CO2/kg-オレフィン以下にする技術を確立。数千~数万トン/年スケールの実証で、現行ケミカルリサイクルプラスチックと比べて製造コスト2割減を目指す。
〔2〕廃タイヤからのカーボンブラック再利用技術開発
  • 2032年までに、廃タイヤよりリサイクルされるカーボンブラックをバージン材と同等の品質で製造し、リサイクル品製造時に排出されるCO2を1kg-CO2/kg-カーボンブラック以下にする技術を実現。数千~1万トン/年スケールの実証で、バージン材と同程度にタイヤ製造へ活用することを目指す。

3.実施予定先

実施予定先と実施テーマは、別紙1のとおりです。

4.事業期間

2024年度から2032年度まで最大9年間とします。但し、実施テーマごとにステージゲートを設定し、研究開発の進捗、社会実装の見込み等を踏まえて、継続可否や見直しを判断します。そのため、原則として、当初に契約または交付決定する期間は直近のステージゲート実施時期までとします。

詳細資料

募集要項

技術・事業分野 材料・製造
プロジェクトコード P21021
事業名 グリーンイノベーション基金事業
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)
対象者 企業(団体等を含む)、大学等

問い合わせ先

バイオ・材料部
担当者:田邊、小澤、坂下
E-MAIL:gi_cr_plastic[*]nedo.go.jp アドレスの[*]を@に変えて使用してください。

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