決定「国際肌データのプラットフォームの構築の有用性ならびに医療機器産業への拡張可能性に関する調査」の実施体制の決定について
2026年8月13日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「国際肌データのプラットフォームの構築の有用性ならびに医療機器産業への拡張可能性に関する調査」の公募を実施し、ご提案いただいた4件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定しました。
募集事業について
1.件名
国際肌データのプラットフォームの構築の有用性ならびに医療機器産業への拡張可能性に関する調査
2.事業概要
内閣府が策定したバイオエコノミー戦略(589KB)において、ヘルスケア分野は成長領域の一つであると同時に、評価手法・データ基盤・国際標準化を含む「基盤的施策」の強化が明確に位置付けられている。とりわけ、バイオとデジタルの融合を一層加速するためのデータベースを整備することや、分野ごとや分野横断的なデータの連携・利活用を支える基盤を整備することが急務である。現在我が国では、化粧品産業を中心として精密な肌データ情報を各社が保有しており、その情報に基づいた皮膚評価試験に関する知見を多数有する。肌(皮膚)は、様々な健康状態を可視化し得る指標であり、医療やヘルスケア機器をはじめとする高度な機器の開発ならびに関連技術の高度化と密接に関係がある。しかしながら、当該肌データは各社固有の資産として所持する傾向が強く、国際的に統一された品質の仕様が未整備であることから、国際標準に応え得るデータの品質の裏付けが困難である。それゆえ、肌データ情報を活用した技術の標準化を推進するうえでも同様に困難な状況にある。
本調査では、品質管理された国際肌データ情報のプラットフォーム基盤が構築されることにより、どのような波及効果がもたらされるかを明らかにすることを目的とする。とりわけ、医療機器産業ビジョン2024(981KB)にて記載されている通り、医療機器産業においては皮膚画像AI(SaMD:Software as a Medical Device)等の技術進歩が喫緊の課題であり、多種データを連結させたSaMDの精度向上、国際展開に必要な性能根拠をより備えた製品開発、ならびに製品競争力の強化が求められている。ゆえに、品質管理された国際肌データ情報のPF基盤構築と、そのプラットフォームを活用した皮膚評価試験の国際標準化、ならびにそれに準ずる測定機器の標準化・整備は、化粧品産業のみならず医療機器産業の国際競争力強化にも資する公共的基盤整備として非常に重要であると考えられる。
3.実施予定先
デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社
4.事業期間
NEDOが指定する日から2027年1月31日まで
募集要項
| 技術・事業分野 | 技術シーズ発掘・育成 |
|---|---|
| プロジェクトコード | P***** |
| 事業名 | 国際肌データのプラットフォームの構築の有用性ならびに医療機器産業への拡張可能性に関する調査 |
| 事業分類 | 調査等 |
| 対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
バイオ・材料部
担当者:梶原、森崎、一ノ宮
E-mail:skin-data-tyk[*]ml.nedo.go.jp
E-mailは上記アドレスの[*]を@に変えて使用してください。
関連ページ
- 技術シーズ発掘・育成
- 同分野のニュースリリースを探す
- 同分野の公募を探す
- 同分野のイベントを探す