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決定「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/次世代火力発電技術推進事業/カーボンリサイクル技術の共通基盤技術開発」に係る実施体制の決定について

2020年7月30日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/次世代火力発電技術推進事業/カーボンリサイクル技術の共通基盤技術開発」に係る公募を実施し、ご応募いただいた13件の申請について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

なお、採択審査委員一覧は別添の通りです。

件名

カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発

次世代火力発電技術推進事業

カーボンリサイクル技術の共通基盤技術開発

事業概要

2019年6月に経済産業省において策定された「カーボンリサイクル技術ロードマップ」では、CO2を資源として捉えてこれを分離・回収し、多様な炭素化合物として再利用するカーボンリサイクルに係る技術が将来有望な選択肢の一つとして位置付けられました。これを踏まえて本事業では、CO2を還元する技術と、炭酸塩化することでCO2を固定する技術について、基礎・先導研究レベルの技術課題に取り組み、カーボンリサイクル技術の中長期的な研究開発を推進します。

採択テーマと実施予定先

  • 「ダイヤモンド電極を用いた石炭火力排ガス中のCO2からの基幹物質製造開発事業」(一般財団法人石炭エネルギーセンター、学校法人慶應義塾、学校法人東京理科大学)
  • 「カルシウム含有廃棄物からのCa抽出およびCO2鉱物固定化技術の研究開発」(住友大阪セメント株式会社、国立大学法人山口大学、国立大学法人九州大学)
  • 「CO2電解リバーシブル固体酸化物セルの開発」(一般財団法人電力中央研究所、国立大学法人東京工業大学)
  • 「石炭灰およびバイオマス灰等によるCO2固定・有効活用に関する要素技術開発」(三菱日立パワーシステムズ株式会社、一般財団法人電力中央研究所、東洋建設株式会社、一般財団法人石炭エネルギーセンター)
  • 「高温溶融塩電解を利用したCO2還元技術の研究開発」(国立研究開発法人産業技術総合研究所、学校法人同志社)
  • 「CO2/H2O共電解技術の研究開発」(東芝エネルギーシステムズ株式会社、国立大学法人九州大学)
  • 「放電プラズマによるCO2還元・分解反応の基盤研究開発」(国立大学法人東海国立大学機構、澤藤電機株式会社、川田工業株式会社)
  • 「二酸化炭素資源化のための中低温イオン液体を用いた尿素電解合成の可能性調査」(一般財団法人電力中央研究所、学校法人慶應義塾)

事業期間

2020年度~2022年度

詳細資料

募集要項

技術・事業分野 次世代火力・CCUS
プロジェクトコード P16002
事業名 カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/次世代火力発電技術推進事業/カーボンリサイクル技術の共通基盤技術開発
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)
対象者 企業(団体等を含む)、大学等
問い合わせ先 環境部 次世代火力・CCUSグループ
担当者:越後、園山、在間
FAX:044-520-5253­
E-MAIL:cct.projects@ml.nedo.go.jp

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