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決定「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/石炭利用環境対策事業」に係る実施体制の決定について

2021年4月21日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/石炭利用環境対策事業」に係る公募を実施し、ご応募いただいた4件の申請について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

なお、採択審査委員一覧は別添の通りです。

1. 件名

カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/石炭利用環境対策事業

2. 事業概要

2018年7月に策定された第5次エネルギー基本計画において、石炭火力は安定供給性と経済性に優れたベースロード電源として位置付けられていますが、温室効果ガスの排出量が多いという課題があり、高効率化およびCO2排出削減が望まれています。

加えて石炭利用に伴い発生するCO2、SOx、NOx、煤塵、石炭灰やスラグといった物質の環境への影響を低減する方策や石炭利用時に必要な環境対策の確立が重要です。

本事業では石炭利用に伴い発生する環境影響の低減に貢献する技術の開発を実施します。

3. 採択テーマと実施予定先

  • 「浅海域における石炭灰の利活用促進に向けた環境配慮型技術の開発」(一般財団法人石炭フロンティア機構(旧 一般財団法人石炭エネルギーセンター)、一般財団法人電力中央研究所、東京パワーテクノロジー株式会社、東洋建設株式会社)
  • 「石炭の低温反応機構解明とそれに基づく自然発熱抑制技術開発」(一般財団法人電力中央研究所、日本製鉄株式会社)
  • 「石炭灰を主原料とした新規なリサイクル連続長繊維の応用研究」(国立大学法人 東京大学、新日本繊維株式会社、一般財団法人電力中央研究所)
  • 「石炭灰によるセメントレスコンクリート技術の実用化開発」(株式会社大林組、株式会社フジミインコーポレーテッド、日本シーカ株式会社)

4 事業期間

2021年度~2022年度

詳細資料

募集要項

技術・事業分野 次世代火力・CCUS
プロジェクトコード P16003
事業名 カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/石炭利用環境対策事業
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)
対象者 企業(団体等を含む)、大学等
問い合わせ先 環境部 次世代火力・CCUSグループ
担当者:菅本、井原、阿部
FAX:044-520-5253
E-MAIL:cct.projects@ml.nedo.go.jp

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