決定「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/アンモニア混焼火力発電技術研究開発・実証事業」に係る実施体制の決定について
2021年5月24日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/アンモニア混焼火力発電技術研究開発・実証事業」に係る公募を実施し、ご提案いただいた2件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
なお、採択審査委員一覧は別添の通りです。
募集事業について
1.件名
カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/アンモニア混焼火力発電技術研究開発・実証事業
2.事業概要
2020年12月に策定された「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」において、燃料アンモニア産業は、14の重要分野の1つとして位置づけられています。また、燃焼してもCO2を排出しないアンモニアは、石炭火力での混焼等、水素社会への移行期では主力となる脱炭素燃料とされています。2021年2月の第3回燃料アンモニア導入官民協議会において、燃料アンモニアの利用拡大に向けた課題の整理、その解決に向けた官民での役割、そして官民でのタイムラインの共有を含めた「中間取りまとめ」が行われました。
本事業では、火力発電等におけるアンモニアの燃料としての利用技術を実証するため、アンモニア混焼技術に関する要素研究(委託事業)及び実証研究(助成事業)を実施します。
3.採択テーマと実施予定先
- 「CO2フリーアンモニア燃料 火力発電所での利用拡大に向けた研究開発」(電源開発株式会社、中外炉工業株式会社、一般財団法人電力中央研究所、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人大阪大学)
- 「100万kW級石炭火力におけるアンモニア20%混焼の実証研究」(株式会社JERA、株式会社IHI)
4.事業期間
2021年度~2024年度
詳細資料
募集要項
技術・事業分野 | 次世代火力・CCUS |
---|---|
プロジェクトコード | P16002 |
事業名 | カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/アンモニア混焼火力発電技術研究開発・実証事業 |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
環境部 次世代火力・CCUSグループ
担当者:園山、加美山、布川、阿部
FAX:044-520-5253
E-MAIL:cct.projects@ml.nedo.go.jp
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