決定「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/次世代火力発電技術推進事業/カーボンリサイクル技術の社会実装加速化に関する調査」に係る実施体制の決定について
2021年12月13日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/次世代火力発電技術推進事業/カーボンリサイクル技術の社会実装加速化に関する調査」に係る公募を実施し、ご提案いただいた2件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
なお、採択審査委員一覧は別添の通りです。
募集事業について
1.件名
カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/次世代火力発電技術推進事業/カーボンリサイクル技術の社会実装加速化に関する調査
2.事業概要
CO2を資源として有効活用するカーボンリサイクル(CR)技術は、カーボンニュートラル社会を実現するためのキーテクノロジーに位置づけられている。2021年7月に改訂された「カーボンリサイクル技術ロードマップ」において、高付加価値製品の製造技術については、2030年頃からの普及を目指すこと、また、汎用品の製造技術については、今回の改訂で「2050年頃」から「2040年頃」へ普及時期の前倒しを行い、その取組を更に加速することとしている。
CR技術については、基礎技術開発・実証研究が活発に進められており、これに並行して各事業者による、CR技術の社会実装に向けた、市場ニーズ分析、収益性分析等が進められている。しかしながら、CR技術開発がすでに世界的な競争状態に入り始めていることを考慮すると、技術開発の初期段階から社会実装までの時間軸を意識した具体的な道筋・戦略の検討等を早急に進め、社会実装を更に推進・加速化させる必要がある。
そこで、本事業では、最も実用化が近くCO2吸収量が相対的に多いCR技術分野の一つである、鉱物化によるCO2固定化技術(CO2鉱物化技術)を対象とし、CR技術の社会実装を推進・加速化させるモデルの検討を行う。また、他分野のCR技術に関するモデル作成方針を提案する。併せて、CR技術の社会実装を支える自走可能なコミュニティ形成等の事業者支援手法を提案する。
3.採択テーマと実施予定先
「カーボンリサイクル技術の社会実装加速化に関する調査」(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社)
4.事業期間
2021年度
詳細資料
募集要項
技術・事業分野 | 次世代火力・CCUS |
---|---|
プロジェクトコード | P16002 |
事業名 | カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/次世代火力発電技術推進事業/カーボンリサイクル技術の社会実装加速化に関する調査 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
環境部 次世代火力・CCUSグループ
担当者:野原、西里、二関、布川
E-MAIL:cct.projects@ml.nedo.go.jp
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