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決定「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/石炭ガス化燃料電池複合発電実証事業/CO2分離・回収型IGCCにおけるバイオマス混合ガス化技術開発」に係る実施体制の決定について

2023年6月27日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/石炭ガス化燃料電池複合発電実証事業/CO2分離・回収型IGCCにおけるバイオマス混合ガス化技術開発」に係る公募を実施し、ご応募いただいた2件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

なお、採択審査委員一覧は別添の通りです。

1.件名

カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/石炭ガス化燃料電池複合発電実証事業/CO2分離・回収型IGCCにおけるバイオマス混合ガス化技術開発

2.事業概要

2021年10月「第6次エネルギー基本計画」において、石炭火力は、再生可能エネルギーを最大限導入する中で、調整電源としての役割が期待されるが、電源構成における比率は、安定供給の確保を大前提に低減させる一方で、脱炭素化を見据えつつ、次世代の高効率石炭火力発電技術であるIGCCや石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)などの技術開発等を推進することが盛り込まれています。

そのため、石炭火力発電におけるCO2排出量の課題を克服していくことが一層重要となっており、石炭火力発電の高効率化及びCO2排出量削減を目指す技術開発の必要性は大きくなっています。

NEDOでは上記の政策を踏まえ、石炭火力発電の更なる脱炭素化を目指し、CO2分離・回収型IGCCにおけるバイオマス燃料混合のための基礎的データの収集・分析、要素技術の開発を行うと共に、IGCCシステム全体への影響を検証し、石炭バイオマス混合ガス化発電に必要な技術開発を行います。

3.採択テーマと実施予定先

「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/石炭ガス化燃料電池複合発電実証事業/CO2分離・回収型IGCCにおけるバイオマス混合ガス化技術開発/要素研究」

(大崎クールジェン株式会社)

「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/石炭ガス化燃料電池複合発電実証事業/CO2分離・回収型IGCCにおけるバイオマス混合ガス化技術開発/実用化研究」

(大崎クールジェン株式会社)

4.事業期間

2023年度~2024年度

詳細資料

募集要項

技術・事業分野 次世代火力・CCUS
プロジェクトコード P16002
事業名 カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/石炭ガス化燃料電池複合発電実証事業/CO2分離・回収型IGCCにおけるバイオマス混合ガス化技術開発
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)
対象者 企業(団体等を含む)、大学等
問い合わせ先 環境部 次世代火力・CCUSグループ
担当者:高橋(和)、野原、宮﨑、伊藤、阿部
E-MAIL:igcc-project@ml.nedo.go.jp

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