本文へジャンプ

決定「次世代低GWP冷媒の実用化に向けた高効率冷凍空調技術の開発(委託)」に係る実施体制の決定について

2023年4月18日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「次世代低GWP冷媒の実用化に向けた高効率冷凍空調技術の開発(委託)」に係る公募を実施し、ご応募いただいた2件の申請について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

なお、採択審査委員一覧は別添の通りです。

1.件名

次世代低GWP冷媒の実用化に向けた高効率冷凍空調技術の開発/家庭用空調等に適した低GWP混合冷媒の開発及び評価

2.事業概要

モントリオール議定書キガリ改正の結果、先進国は2036年までに高い温室効果を持つ代替フロン(HFC)の生産及び消費量をGWP換算値で段階的に85%削減する目標が示されました。更にわが国では2050年カーボンニュートラルに向けてはその排出量を実質ゼロにすることが求められています。温室効果ガスの中で排出量が増加傾向にある代替フロン(HFC)の排出抑制対策は喫緊の課題となっており、代替フロン(HFC)に代わる次世代冷媒・機器の技術開発と社会実装の加速が急務となっています。

こうした状況をふまえ、本事業では代替冷媒の決まっていない家庭用空調機等を対象に、実装可能なHFO混合冷媒候補を早期に絞り込むとともに、熱交換器、圧縮機など、HFO混合冷媒に対応した要素機器の開発に資する基盤技術の開発(伝熱促進技術、圧縮特性の解明等)、および安全性や環境影響の評価を行うモデルや評価手法などの開発を行います。

3.採択テーマと実施予定先

「低GWP混合冷媒の安全性・性能評価及び全体システム評価手法開発」
(一般財団法人電力中央研究所、公立大学法人公立諏訪東京理科大学、学校法人早稲田大学)
「低GWP混合冷媒の熱物性・安全性・環境影響評価、対応機器の要素技術開発及びシステムの性能評価」
(国立大学法人九州大学、学校法人中村産業学園九州産業大学、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人佐賀大学、国立大学法人神戸大学、国立大学法人静岡大学、株式会社エイゾス)

4.事業期間

2023年度~2027年度

詳細資料

募集要項

技術・事業分野 フロン対策
プロジェクトコード P23001
事業名 次世代低GWP冷媒の実用化に向けた高効率冷凍空調技術の開発
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)
対象者 企業(団体等を含む)、大学等
問い合わせ先 環境部 フロン対策グループ
担当者:森、牛腸、髙橋、山田、四十宮
E-MAIL:furon-taisaku@ml.nedo.go.jp

関連ページ