決定「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発/液体燃料へのCO2利用技術開発/次世代FT反応と液体合成燃料一貫製造プロセスに関する研究開発」に係る既存課題拡充の追加委託先の決定について
2023年10月12日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発/液体燃料へのCO2利用技術開発/次世代FT反応と液体合成燃料一貫製造プロセスに関する研究開発」に係る既存課題拡充の追加公募を実施し、ご応募いただいた1件の提案について審査を行い、以下のとおり追加委託先を決定いたしました。
なお、採択審査委員一覧は別添の通りです。
募集事業について
1.件名
「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発/液体燃料へのCO2利用技術開発/次世代FT反応と液体合成燃料一貫製造プロセスに関する研究開発」に係る既存課題拡充
2.事業概要
CO2と水素を原料とする液体合成燃料は、既存供給インフラと内燃機関を利活用可能で、CO2削減に有効な手段ですが、高コストと低生産効率が課題とされています。現在直接フィッシャー・トロプシュ(FT)合成も含め、種々電解技術が一貫製造プロセス構築の中で研究されていますが、SOEC(固体酸化物型電解セル)共電解技術は、高効率・低コストから有望な技術として期待されております。今後更なる長寿命化・電解効率向上の課題解決が必須にて、開発能力のある事業者との連携・共同作業が必要であり、新規委託事業者を追加して研究体制を強化して行くこととしております。
実施については、交付金事業「次世代FT反応と液体合成燃料一貫製造プロセスに関する研究開発」のプロジェクト体制の中で、同一の実施計画書、また知財・データマネジメント方針のもと、連携して事業の中で課題の解決を実施して行くこととしております。詳細は下記のNEDOウェブサイト掲載のプロジェクト概要を参照願います:
CO2からの液体合成燃料一貫製造プロセス技術の研究開発に着手
3.採択テーマと実施予定先
「SOEC共電解実用化の研究開発」
(日本特殊陶業株式会社、国立大学法人東京工業大学、三菱電機株式会社、一般財団法人電力中央研究所)
4.事業期間
2023年度~2024年度
詳細資料
募集要項
技術・事業分野 | 次世代火力・CCUS |
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プロジェクトコード | P16002 |
事業名 | カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発/液体燃料へのCO2利用技術開発/次世代FT反応と液体合成燃料一貫製造プロセスに関する研究開発 |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
環境部 次世代火力・CCUSグループ
担当者:加美山、世良田、神田、吉田
E-MAIL:efuel_2023@ml.nedo.go.jp
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