決定「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/次世代火力発電技術推進事業/産業間連携によるカーボンリサイクル技術実装推進事業」に係る実施体制の決定について
2024年3月11日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発次世代火力発電技術推進事業/産業間連携によるカーボンリサイクル技術実装推進事業」に係る公募を実施し、ご応募いただいた7件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
なお、採択審査委員一覧は別添の通りです。
募集事業について
1.件名
カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発次世代火力発電技術推進事業/産業間連携によるカーボンリサイクル技術実装推進事業
2.事業概要
2023年6月に経済産業省において改定された「カーボンリサイクルロードマップ」では、カーボンリサイクルを普及促進していくためには、将来的な社会デザインを想定した、多様な産業間連携に向けた段階的な検討を進め、見える化すること、地域全体でのCO2排出削減や、回収されたCO2の供給者と利用者のマッチング等を担う、「CO2マネジメント事業者(仮称)」の役割・課題、担い手等について検討することが必要であるとされています。
本事業では、産業間連携の類型のうち、複数のCO2排出者、利用者間での連携を想定した「大規模産業集積型」及び「中小規模分散型」を対象として、「CO2マネジメント管理者」に求められる役割の検討を含め、カーボンリサイクル事業の実装・実現に向けた調査を実施します。
また、「大規模産業集積型」を対象として、新たな地域におけるコンビナート等の特性を踏まえたCO2排出量削減に繋がるカーボンリサイクル事業の実現可能性調査を併せて実施することで、産業間連携によるカーボンニュートラル社会の実現に繋げてまいります。
3.採択テーマと実施予定先
- 「大規模産業集積型」を対象とするカーボンリサイクル事業の実装に向けた調査」
- (株式会社NTTデータ経営研究所、エア・ウォーター株式会社)
- 「周南コンビナートにおける産業間連携カーボンリサイクル事業の実装に向けた調査」
- (株式会社トクヤマ、日本ゼオン株式会社、出光興産株式会社、東ソー株式会社、日鉄ステンレス株式会社、公益社団法人化学工学会、石油コンビナート高度統合運営技術研究組合、一般財団法人カーボンフロンティア機構)
- 「大分コンビナートにおける産業間連携によるカーボンリサイクル事業の実現可能性調査」
- (株式会社野村総合研究所、石油コンビナート高度統合運営技術研究組合、一般財団法人カーボンフロンティア機構)
4.事業期間
2024年度~2025年度
詳細資料
募集要項
技術・事業分野 | 次世代火力・CCUS |
---|---|
プロジェクトコード | P16002 |
事業名 | カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/次世代火力発電技術推進事業/産業間連携によるカーボンリサイクル技術実装推進事業 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等、研究者・研究チーム |
問い合わせ先
環境部 次世代火力・CCUSグループ
担当者:内田、森、世良田、吉田
E-MAIL:collaboration_2023@ml.nedo.go.jp
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