決定「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発(助成)」に係る実施体制の決定について
2024年3月5日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発」に係る公募を実施し、ご応募いただいた4件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
なお、採択審査委員一覧は別添の通りです。
募集事業について
1.件名
カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発
2.事業概要
二酸化炭素(CO2)を資源として捉え、回収し、有効利用するカーボンリサイクル技術の開発は、気候変動対策の一つとして重要なものと考えられています。経済産業省が策定した「カーボンリサイクル技術ロードマップ」では、化学品や燃料、鉱物などの分野を中心に、カーボンリサイクル技術を活用した製品の、コスト低減や用途拡大に向けた技術開発を進める方向性が示されました。
NEDOでは2020年度からの交付金事業「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発」においてCO2を原料として化学品、液体/気体燃料、コンクリート、セメント、炭酸塩、炭素、炭化物などに変換する技術開発を進めており、生成技術開発、製造などのシステム構築、プロセスの最適化などの研究開発に取り組んできております。
2020年度、2021年度に公募し、CO2を原料とした様々なカーボンリサイクル製品の研究開発を進めてまいりました。今般NEDOでは新たにカーボンリサイクル技術を公募し、研究開発を加速することで2050年カーボンニュートラルを目指します。
3.採択テーマと実施予定先
「新規炭酸塩化技術及び副生成物を活用した軽質炭酸カルシウム製造技術の開発」
(白石工業株式会社)
「CCVD技術によるCO2からの炭素材製造技術開発事業」
(日本コークス工業株式会社)
4.事業期間
2024年度~2026年度
詳細資料
募集要項
技術・事業分野 | 次世代火力・CCUS |
---|---|
プロジェクトコード | P16002 |
事業名 | カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発 |
事業分類 | 研究(委託、共同研究、助成) |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
環境部 次世代火力・CCUSグループ
担当者:森、小田、切畑、吉田
E-MAIL:utilization_2023@ml.nedo.go.jp
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