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決定「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/次世代火力発電基盤技術開発/CO2分離・回収型ポリジェネレーションシステム技術開発」に係る実施体制の決定について

2025年6月27日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/次世代火力発電基盤技術開発/CO2分離・回収型ポリジェネレーションシステム技術開発」に係る公募を実施し、ご応募いただいた1件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

なお、採択審査委員一覧は別添の通りです。

募集事業について

1.件名

カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/次世代火力発電基盤技術開発/CO2分離・回収型ポリジェネレーションシステム技術開発

2.事業概要

火力発電からのCO2排出を抑制する手段として、CO2の分離・回収技術はエネルギー損失が大きいことが課題となっています。一方、2023年5月「カーボンリサイクルロードマップ」技術ロードマップの2030年に向けた取組に位置づけられているガス化技術は、発電とCO2分離・回収プロセスが一体化されており、エネルギー効率向上が見込まれる技術として有望視されています。また、バイオマスや炭素系廃棄物等を燃料として発電することにより、CO2排出削減や水素等の有価な生産物製造に応用できる技術としても期待されています。さらに、2025年2月に閣議決定された「第7次エネルギー基本計画」においても、CO2分離・回収技術の更なるコスト低減、大規模化が必要であり、商用化を推進していくことが述べられています。

本事業では、バイオマスや炭素系廃棄物等の燃料にガス化技術を適用し、発電とともに、具体的な導入先を想定した有価物を併産する実証を行い、CO2の排出抑制ならびにCO2分離・回収コスト低減を目指したCO2分離・回収型ポリジェネレーションシステムの技術開発を実施します。

3.採択テーマと実施予定先

「ケミカルルーピング燃焼ポリジェネレーション技術の実用化に向けた研究開発」

(大阪ガス株式会社、JFEエンジニアリング株式会社)

4.事業期間

2025年度~2027年度

詳細資料

募集要項

技術・事業分野 次世代火力発電
プロジェクトコード P16002
事業名 カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/次世代火力発電基盤技術開発/CO2分離・回収型ポリジェネレーションシステム技術開発
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)
対象者 企業(団体等を含む)、大学等

問い合わせ先

サーキュラーエコノミー部 火力チーム
担当者:安藤、深見
E-MAIL:poly-generation_2024@ml.nedo.go.jp

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