決定「地熱開発に必要とされる地域との共生のあり方に資する地域経済促進を図る事業に関する実現可能性調査」に係る実施体制の決定について
2021年5月28日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「地熱開発に必要とされる地域との共生のあり方に資する地域経済促進を図る事業に関する実現可能性調査」に係る公募を実施し、ご提案いただいた4件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
募集事業について
1. 件名
地熱開発に必要とされる地域との共生のあり方に資する地域経済促進を図る事業に関する実現可能性調査
2. 事業概要
地熱開発を促進していく上で、温泉事業者を含む地元や環境団体との合意形成を円滑に実施していくことが一つの課題となっています。そうした中、近年、地熱発電、熱水利用等を通して地域経済に貢献している事例も出てきており、地熱開発を地域経済発展に役立てるやり方が、地元との合意形成に重要であることが指摘されています。併せて、昨今では、自然災害により電力供給が停止する事態が全国的に発生しており、再生可能エネルギーの分散型電源としての活用が期待されている中、自然エネルギーの一つである地熱の有効活用が急がれています。
そこで、本調査では、地域経済に貢献する事業のあり方について調査し、その実現可能性の検討を実施します。
3. 実施予定先
調査テーマ1「地熱を用いた水素製造と希少資源回収技術ならびに地域経済促進に関する調査」
国立大学法人東北大学
調査テーマ2「産業連関表を用いた地熱開発事業による地域経済効果分析に関する調査」
一般財団法人電力中央研究所
国立研究開発法人産業技術総合研究所
4. 事業期間
2021年度中
募集要項
技術・事業分野 | 熱利用 |
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プロジェクトコード | P21001 |
事業名 | 地熱発電導入拡大研究開発 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
新エネルギー部 熱利用グループ
担当者:和田
FAX:044-520-5276
E-MAIL:thermalgroup@ml.nedo.go.jp