予告「次世代取引基盤の整備に係る企業間の受発注・請求・決済のシステム調査」に係る公募について(予告)
2021年11月19日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業の実施者を一般に広く募集いたしますので、本件について受託を希望する方は、下記に基づき御応募ください。
募集事業について
1.事業内容
(1)概要
Society5.0の実現には、個々人にとって最適な形でサービスが提供され、同時に、社会全体としてヒト・モノ・情報の流れが最適化される必要がある。そのための方策の一つとして、企業間で受発注・請求・決済などを効率的に行うための、次世代取引基盤の整備を検討している。これにより、企業間での情報のやりとりにかかるコストを可能な限り低減し、我が国企業が、業種やサプライチェーンを越えて有機的に連携し、さらなる付加価値を生み出す事を目指す。
本事業では、この次世代取引基盤のあるべき姿を検討するために、企業間の受発注・請求・決済に関わるデータ連携をシステムについての調査を行う。
IPA DADCが開催する契約・決済アーキテクチャ検討会第1回事務局提出資料(以下にリンクを記載)19頁において、事業者間のデータ連携をピアツーピア型、ハブ&スポーク型、プラットフォーム型の3類型に整理しているが、この3類型ごとに、「契約」、「請求」、「決済」それぞれの業務に必要なデータ連携を行うEDI、システム・ツール等をピックアップし、そのデータ連携方法等について、システムの利用企業・組織などへのヒアリング等を含めた調査を行い、後述する観点から整理を行う。
<契約・決済アーキテクチャ検討会第1回事務局提出資料>
(調査観点)
調査観点 | 調査事項 |
---|---|
データ連携システムの概要 | ・データ連携の類型(ピアツーピア型、ハブ&スポーク型、プラットフォーム型)と対象業務領域(受発注、請求、決済) ・データ連携システムの構築目的 ・利用業界及び利用企業数 ・UI/UX上の課題 ・データ連携システムを含む関連するシステム等の構成 ・当該データ連携システムを利用する場合の業務フロー ・連携データの内容とその標準化仕様 ・データ連携システムがデータを保有する場合、その内容 |
相互運用性 | ・当該データ連携システムの対象業務領域と同一の対象業務領域を扱う他のデータ連携システムとの相互運用性の確保状況及びその方法 ・当該データ連携システムの対象業務領域と異なる対象業務領域を扱う他のデータ連携システムおよび他システムとのデータ連携機能の確保状況及びその方法 |
事業者ID | ・当該データ連携システムを利用する企業・組織およびその内部組織(子会社、事業所、部門など)の識別に関わる属性情報の種別及び表記規則,実際の運用状況並び課題 |
事業者KYC | ・当該データ連携システム利用開始時に、システム提供事業者が利用企業に対して実施する本人確認(適格性確認を含む)の方法及び課題 ・当該データ連携システムにて取引を行う際の、取引相手企業の本人確認(認証だけでは不十分な場合)の方法及び課題、 |
接続性,拡張性を担保するガバナンス | ・取引データを利活用したサービスが提供されていれば当該サービスの内容 ・当該データの利用主体(取引当事者及び取引当事者以外の第三者の別) ・データの所有権管理及び同意の取得の方法 ・データ利活用上の課題があればその内容と検討中の解決方法 |
(2)事業期間
2021年度
(3)公募期間
2021年12月上旬から2週間程度の予定
2.応募方法等
公募要領等の詳細は公募開始日にNEDOのホームページに掲載します。
3.その他
応募状況等により、公募期間を変更することがあります。公募期間を変更する場合には、NEDOホームページにてお知らせします。
公募情報に関するお知らせはNEDO公式Twitterにて随時配信しております。ぜひフォローいただき、ご活用ください。
募集要項
技術・事業分野 | ネットワーク/コンピューティング |
---|---|
プロジェクトコード | P***** |
事業名 | 次世代取引基盤の整備に係る企業間の受発注・請求・決済のシステム調査 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
公募開始予定日 | 2021年12月上旬 |
問い合わせ先
IoT推進部 IoT推進部 CI実装グループ
担当者:工藤、山岡、川上
TEL:044-520-5211
FAX:044-520-5212
E-MAIL:cip@ml.nedo.go.jp
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