決定「フードチェーンにおける食品ロス削減技術調査」に係る実施体制の決定について
2022年7月11日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「フードチェーンにおける食品ロス削減技術調査」に係る公募を実施し、ご提案いただいた6件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
募集事業について
1.件名
フードチェーンにおける食品ロス削減技術調査
2.事業概要
世界の人口増加、気候変動、気象災害の多発などを背景に、「食料不足」が世界的な社会問題となり持続可能な食料供給システムの構築が求められている。我が国の「食品ロス」は年間約570万トン(令和元年度)であり、国連世界食糧計画(WFP)による食料援助量(年間約320万トン)の2倍近い規模に達している。本調査は、フードチェーンにおける食品ロス削減技術に関する俯瞰的調査を実施するものである。食品ロス削減を可能とする技術には、ロスの原因の1つであるバリューチェーン上の需要と供給のミスマッチ解決を目的とするAIによる収量予測や需要予測技術、ダイナミック・プライシング(ICタグ)等IoT技術、さらに品質保持期間拡大を目的とする新材料による鮮度維持技術等多岐にわたっている。委託調査では、既存の食品ロス削減技術の現状、課題の整理に加え、国内外のビジネス動向、最新の技術動向を収集・整理し、今後の研究開発の方向性や社会実装に向けた課題の抽出を行う。
3.実施予定先
株式会社三菱総合研究所
4.実施期間
2022年度
募集要項
技術・事業分野 | 調査等 |
---|---|
プロジェクトコード | P***** |
事業名 | フードチェーンにおける食品ロス削減技術調査 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等、研究者・研究チーム |
問い合わせ先
技術戦略研究センター
担当者:櫻谷、阿部、二関
TEL:044-520-5150
FAX:044-520-5204
E-MAIL:tsc-ntfm-u@ml.nedo.go.jp