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決定「量子AI技術を活用したマテリアル産業競争力強化に係る動向調査」に係る実施体制の決定について

2022年8月5日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「量子AI技術を活用したマテリアル産業競争力強化に係る動向調査」に係る公募を実施し、ご提案いただいた7件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

1.件名

量子AI技術を活用したマテリアル産業競争力強化に係る動向調査

2.事業概要

近年マテリアル産業界においては、製品のニーズ多様化と国際競争の激しさが増し、さらなる製造プロセスの高度化と開発期間の短縮化が求められており、2021年4月に策定された「マテリアル革新力強化戦略」では、データ駆動型マテリアル開発技術の徹底した先行による競争優位の確保の必要性に言及されるなど、デジタル技術の活用による競争力強化に向けた取り組みが模索されています。例えば、MI(マテリアルズ・インフォマティクス)やPI(プロセス・インフォマティクス)などの手法の確立と社会実装の加速、サイバー空間上の仮想世界において物理的な現象や化学反応の予測にも応用することが可能なデジタルツインの導入や、第一原理計算等の高度なシミュレーション技術の活用を進めるとともに、とりわけAI向けスーパーコンピュータや量子コンピュータといった次世代計算基盤を積極的に活用していくことの重要性が増しています。

そこで本調査では、マテリアル産業競争力の強化に資する次世代計算基盤の動向に焦点を当て、従来型のAI技術と量子計算技術の融合によって創出される新たな価値を明らかにし、NEDOとして今後取り組むべき方向性について検討します。

3.実施予定先

みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社

4.実施期間

2022年度

募集要項

技術・事業分野 調査等
プロジェクトコード P09018
事業名 量子AI技術を活用したマテリアル産業競争力強化に係る動向調査
事業分類 調査等
対象者 企業(団体等を含む)、大学等、研究者・研究チーム
問い合わせ先 技術戦略研究センター ナノテクノロジー・材料ユニット
担当者:花田・柏谷・大里
E-MAIL:nanou-q-chosa@ml.nedo.go.jp

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