決定「2022年度 重点技術領域の探索・分析手法の高度化に係る調査」に係る実施体制の決定について
2022年10月7日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「2022年度 重点技術領域の探索・分析手法の高度化に係る調査」に係る公募を実施し、ご提案いただいた3件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。
募集事業について
1.件名
2022年度 重点技術領域の探索・分析手法の高度化に係る調査
2.事業概要
イノベーションを巡るグローバルな競争が激化する中で、より適切な研究開発プロジェクトを構想するため、NEDOは、研究開発プロジェクトの前提となる中長期の技術戦略の策定に取り組んでいます。その際、社会的な要請や課題を起点とし、その打ち手としての技術開発課題などを抽出するバックキャスティングと、既存技術の現状や新たな技術シーズを起点としたフォーキャスティングの二つのアプローチから、技術開発の方向性を定め、あるべきプロジェクトを構想しています。
このうち特にバックキャスティング視点の分析については、社会課題のような一つの技術・産業では解決が難しい様々な問題を起点に解決策を具体化するためには、異なる専門知識を持った有識者の協働が重要です。そこでNEDOはこれまで、バックキャスティングによる重点技術領域の探索・分析手法検討の一環として、グローバルな社会課題を構造的に理解し、その解決に向けた打ち手を多様なステークホルダーとのコミュニケーションを通じて探索する「社会課題起点の技術ツリー図」の作成に取組んできました。
本調査では、NEDOにおけるこれまでの検討を基に、重要技術領域の探索・分析手法の高度化に取組み、その結果を取りまとめます。具体的には、NEDOが2021年6月30日に公表した将来像レポート「イノベーションの先に目指すべき『豊かな未来』」を題材として、実現すべき社会像を起点とした重点技術領域の探索・分析手法の検討(ワークショップの開催による有効性の検証等)を行います。
3.実施予定先
公益財団法人未来工学研究所
4.事業期間
2022年度
募集要項
技術・事業分野 | 調査等 |
---|---|
プロジェクトコード | P***** |
事業名 | 2022年度 重点技術領域の探索・分析手法の高度化に係る調査 |
事業分類 | 調査等 |
対象者 | 企業(団体等を含む)、大学等 |
問い合わせ先
技術戦略研究センター マクロ分析ユニット
担当者:佐藤(勇)、泉、吉岡
TEL:044-520-5150
E-MAIL:tsc-unit@ml.nedo.go.jp