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決定「再生可能エネルギーの大量導入に資する長期エネルギー貯蔵技術の研究開発に関する調査」に係る実施体制の決定について

2024年7月4日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「再生可能エネルギーの大量導入に資する長期エネルギー貯蔵技術の研究開発に関する調査」に係る公募を実施し、いただいた4件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

募集事業について

1.件名

「再生可能エネルギーの大量導入に資する長期エネルギー貯蔵技術の研究開発に関する調査」

2.事業概要

再生可能エネルギー(再エネ)は気象等に大きく依存するため、電力の安定供給にはエネルギー貯蔵技術等による需給調整が求められます。今後、2050年カーボンニュートラルの実現を見据えた再エネ導入拡大に伴い、電力系統に接続する長時間かつ大容量のエネルギー貯蔵技術の必要性も高まることが予想されます。国内では蓄電池や水素など特定のエネルギー貯蔵技術が注目される一方、海外では長時間のエネルギー貯蔵を目的に多種多様なエネルギー貯蔵技術が開発されています。

そこで、再エネ導入に伴う電力需給調整のための長期エネルギー貯蔵に関する各国政府の政策、民間企業、スタートアップ、大学等によって実施されている研究開発・実証試験(例えば、揚水発電、液化空気貯蔵、圧縮空気貯蔵、水素貯蔵、重力エネルギー貯蔵等)を幅広く調査します。具体的には、各国政府のロードマップやプログラム、各企業等の技術開発の目標、アプローチ、用途(貯蔵時間、規模(電力系統接続、マイクログリッド、建物)等)、これまでの成果、技術課題と今後の取組み等を分析し、国内の技術開発の方向性検討に資する調査とします。

3.実施予定先

みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社

4.事業期間

NEDOが指定する日から2025年3月31日まで

募集要項

技術・事業分野 調査等
プロジェクトコード P99029
事業名 戦略策定調査事業
事業分類 調査等
対象者 企業(団体等を含む)、大学等

問い合わせ先

イノベーション戦略センター サステナブルエネルギーユニット
担当者:岩井、松田
E-MAIL:tsc-sustainable-energy-unit@ml.nedo.go.jp

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