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決定「国内外のPFAS関連技術動向等調査」に係る実施体制の決定について

2024年11月5日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「国内外のPFAS関連技術動向等調査」に係る公募を実施し、ご提案いただいた4件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

募集事業について

1.件名

国内外のPFAS関連技術動向等調査

2.事業概要

PFAS(パーフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)は、半導体や電池材料、溶剤・洗浄剤、冷媒、コーティング剤、医薬品など、多岐にわたる産業分野で広く利用されています。一方、PFASのうちPFOS、PFOA、PFHxSの3種は「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)」において製造・使用等の原則禁止物質として指定され、さらに近年は、欧米を中心に、その他のPFAS化合物に対する規制強化に向けた議論も行われています。

我が国においては、重要産業の一つとして位置付けられる半導体産業で多様なPFASが使用されており、2024年5月に経済産業省商務情報政策局が発表した「半導体・デジタル産業戦略」では、「国際的な議論を注視しつつ、PFAS代替技術やPFAS排出量削減技術(収集・貯留・分解・リサイクル技術を含む)等の検討が重要であり、官民で連携して対応していく必要がある」と言及されています。

以上の背景を踏まえ、本調査では、国内産業の持続的活動と新たな事業機会の創出に貢献することを目的とし、PFAS全般を対象に、国内外の代替技術、分離・回収技術、分解技術、さらに分析技術の最新動向及び社会実装に向けた課題を調査・分析し整理します。

3.実施予定先

みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社

4.事業期間

NEDOが指定する日から2025年3月31日まで

募集要項

技術・事業分野 基金・その他
プロジェクトコード P*****
事業名 調査事業
事業分類 調査等
対象者 企業(団体等を含む)、大学等、その他

問い合わせ先

イノベーション戦略センター 環境・化学ユニット
担当者:飯塚、鈴木、永田
TEL:044-520-5200 E-MAIL:tsc-envchem-u★ml.nedo.go.jp(★を@に変換してください)

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